ジャック・マイヨールの人生に深い影響を与えた日本との絆を解き明かす
本作は、1976年に49歳で、人類史上初めて素潜りによる水深100メートルという記録を達成したジャックマ・マイヨールの波瀾万丈の生涯を追ったドキュメンタリー映画。
1988年に公開されたリュック・ベッソン監督の映画『グラン・ブルー』。その主人公のモデルこそジャック・マイヨールだった。
彼は、上海在住の幼少期に、何度か佐賀・唐津を訪問。そこで海女の素潜りを見たことが将来へとつながる。成長した彼は世界を放浪、フロリダでイルカに出会い運命が決定付けられる。素潜りを極めるべく、インドでヨガに出会い、日本の禅寺で精神を鍛え、ついに1976年、49歳の時に人類史上初めて水深100mに達する偉業を達成。それは“人間を超越した感覚”を経験した瞬間だった。その後『グラン・ブルー』の公開で脚光を浴びるが、晩年うつ病になり自ら生涯を閉じた。
このたび解禁された予告では、本人の映像と共に、ジャック・マイヨールに影響を受けたダイバーや、交流のあった人たちの証言、日本との絆などが映し出されている。
ナレーションは『グラン・ブルー』でジャック・マイヨールを演じたジャン・マルク=バール。ちらしヴィジュアルは、全てがブルーに包まれる深海“グラン・ブルー”を彷彿とさせる青の世界を切り取っている。
ドルフィン・マン~ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ
2019年11月29日(金)新宿ピカデリー、アップリンク渋谷 、アップリンク吉祥寺 ほか全国順次公開
配給・宣伝:アップリンク
©2017 ANEMON PRODUCTIONS/LES FILMS DU BALIBARI/GREEK FILM CENTRE/IMPLEO INC./STORYLINE ENTERTAINMENT/WOWOW
写真: Mayol family archive/Daniele Padovan/Daan Verhoeven/Junji Takasago/Mehgan Heaney-Grier/Bruno Rizzato