タイムリミットが迫る極限状態で命がけのゲームを強いられていく
本作は、ハリウッドが仕掛ける究極の脱出ゲーム・ムービー。内気な理系女子大生ゾーイ、冴えないフリーターの若者ベンらの男女6人が、賞金1万ドルが懸かった体験型脱出ゲームに参加するため、シカゴの高層ビルに集まるところから物語が始まる。
前触れもなくゲームは突然スタート。彼らは姿なきゲームマスターが仕掛けた邪悪なトラップに翻弄され、タイムリミットが迫る極限状態で命がけのゲームを強いられていく。想像を絶する難関を死に物狂いでクリアしていくうちに、やがて全員が大惨事の“唯一の生存者”という共通の過去を持つことが明らかになる・・・
あるシチュエーションに閉じ込められた参加者が、仲間と協力してパズルと暗号を解き、アイテムや鍵を探し出して密室からの脱出を試みる--。今や世界中で人気沸騰の体験型エンターテインメント“脱出ゲーム”をモチーフにした予測不能のサバイバル・スリラー、それが『エスケープ・ルーム』だ。
何の変哲もない待合室が巨大なオーブンに変貌する“灼熱地獄”や天地がひっくり返った“逆さま地獄”など、大規模なセットと特殊効果によって創出された“部屋”の奇想天外なギミックが、観る者に究極のサスペンス&サプライズを体感させる。世代もバックグラウンドも異なる登場人物たちの極限心理に迫り、決死の脱出アクションや謎に包まれたゲームマスターの存在など、次々に訪れる衝撃的な展開から目が離せない。
ハリウッドの新進気鋭クリエイターや若手有望株のキャストが集結し、ハイコンセプトなオリジナリティーあふれる映像世界を構築した。全米スマッシュ・ヒットを飛ばし、すでに続編の製作も進行中の話題作だ。
このたび本作の予告編と場面写真が解禁。ポスター中央に写る男女6名は脱出ゲームの参加者。上部に配されたのは死のトラップが仕掛けられた様々な部屋だ。彼らはこれらの部屋を順番にクリアし脱出しなければならない。ポスターは、この前代未聞の命懸けのゲームに不安げな表情ながらも立ち向かっていく様子が伺えるビジュアルとなっている。
また、ゲームの一端は予告編で確認することができる。灼熱地獄、極寒地獄、逆さま地獄など、どれも命を落としかねない危険な罠でいっぱいだ。誰が何の目的で仕掛けているのか? その一方でそれらの部屋の手の込んだプロダクションデザインの美しさも目を惹く。ゲームの招待状もルービックキューブのようなパズルの仕様でデザイン性に富んだものとなっている。
場面写真には、本作の舞台となる脱出ゲームの個性豊かな「部屋」の様子が収められている。「セットそのものが独自のキャラクターになる」とプロダクション・デザインを務めたエドワード・トーマスが語るように、本作の「部屋」はまるで生きているかのように参加者たちに牙をむく。
天井や柱がオーブンのように熱を帯び、急激に室内の温度が上昇していく「灼熱地獄」。凍てつく氷点下の世界に閉じ込められる「極寒地獄」。天地が逆転し、フロアのパネルが一枚また一枚と外れ、はるか下へと落ちていく「宙吊りビリヤード・ルーム」。病院のような薄暗い空間にじわじわと毒ガスが噴射されていく「猛毒ガスルーム」。部屋の壁面、什器すべてのものにゼブラ柄が装飾され、見ているだけで目がクラクラしてきそうな「死の幻覚ルーム」など、すべての部屋が参加者の死を招くように設計されている。
これらの難関をゲームの参加者たち6名はクリアしていかなければならない。その他、今回解禁された場面写真には、ゲームの招待状である立方体を眺めるゾーイの姿も収められている。このシーンは映画の冒頭。この後、命を懸けた壮絶なゲームが始まることを知らない彼女の表情にはまだ笑みを見ることができる。
エスケープ・ルーム
2020年2/28(金)ヒューマントラストシネマ渋谷他、全国ロードショー
配給:東京テアトル
© 2019 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.