5月8日より上演の京本大我(SixTONES)が主演を務めるブロードウェイミュージカル『ニュージーズ』の製作発表会見が都内で行われた。
左から:霧矢大夢、加藤清史郎、咲妃みゆ、小池修一郎(演出/日本語訳/訳詞)、京本大我、松岡広大、松平健
ディズニーの大ヒットミュージカルが豪華キャスト&新演出版で待望の日本初演!
本作品はボブ・ツディカーとノニ・ホワイトが脚本を手掛けた同名映画を原作に、ブロードウェイではディズニー・シアトリカル・プロダクションズの製作により初演。トニー賞8部門にノミネートされ、最優秀オリジナル楽曲賞を含む2部門を受賞している。ドラマ・デスク・アワードでは6部門にノミネート、最優秀音楽賞を含む2部門受賞。ブロードウェイで約2年半の上演期間中、1,004回公演を達成した。
1899年のニューヨークを舞台に新聞販売の少年たち“ニュージーズ”の奮闘を描く本作。
『美女と野獣』、『アラジン』、『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』など数々のヒット作を生み出し、アカデミー賞8度の受賞を誇るアラン・メンケンが音楽を、ジャック・フェルドマンが作詞を、そして『ラ・カージュ・オ・フォール』、『トーチソング・トリロジー』で知られ、トニー賞を4度受賞しているハーヴェイ・ファイアスタインが脚本を手掛けた、美しいメロディーと躍動感溢れるダンス・ナンバーが盛りだくさんのミュージカルだ。
主演はSixTONESの京本大我。共演には豪華キャストも。
“ニュージーズ”のリーダー的存在であるジャック役には、ミュージカル『エリザベート』のルドルフ役ほかミュージカル界での活躍も目覚ましい京本大我。若き女性記者で“ニュージーズ”を応援するキャサリン役に元宝塚歌劇団雪組トップ娘役で『ゴースト』での好演も記憶に新しい咲妃みゆ、ジャックの弟的な存在で足の不自由な孤児クラッチー役には、舞台を中心に人気を博する松岡広大、“ニュージーズ”の一員でありながら少し他の少年たちとは異なるバックグラウンドを持つデイヴィ役として映画・ドラマ・舞台・バラエティーとジャンルを問わず大活躍の加藤清史郎が参加。
また、バーレスクのスターでジャックの絵の才能や人柄を認める人物メッダ役には宝塚を退団後、『マイ・フェア・レディ』、『ビッグ・フィッシュ』など数々の舞台で幅広い役をこなす霧矢大夢が、そして利益のために“ニュージーズ”への新聞の卸値を引き上げようと画策する新聞社オーナー・ピューリッツァー役をベテランの松平健が演じる。
STORY:今を懸命に生きる新聞販売少年たち(ニュージーズ)の夢、葛藤、決意が詰まった感動のストーリー
1899年、夏。ニューヨーク。少年・ジャック(京本大我)は、足の不自由な友人クラッチー(松岡広大)と他の孤児やホームレスの新聞販売少年たち“ニュージーズ”と共に暮らし、毎日新聞を売って生活している。ジャックは、いつかニューヨークを出てサンタフェへ行くという夢を抱いているが、現実はその日暮らし。
ある日、ジャックはデイヴィ(加藤清史郎)とその弟レスと出会う。デイヴィとレスは他のニュージーズと異なり、家と家族があるが、父親の失業という事情があってニュージーズに加わったばかり。ジャックは幼いレスを使えば、より多くの新聞を売ることができると考え、協力することにする。その頃、「ワールド」紙のオーナーであるピューリッツァー(松平健)は他社より儲けようと、販売価格は据え置きでニュージーズへの新聞卸値を引き上げることを企てていた。
デイヴィとレスと行動を共にするジャックだが、過去の出来事を理由に感化院のスナイダーに追いかけられてしまう。三人が逃げ込んだメッダ(霧矢大夢)の劇場では、その日も素晴らしいショーが繰り広げられる。
翌朝、新聞100部あたり50セントの卸値が、60セントに値上がりしていることを知ったジャックは、自分たちの生活と権利を守るべく、ニュージーズを率いストライキを決行。新聞記者キャサリン(咲妃みゆ)はジャックの姿に心を動かされ、ストライキを追いかけ取材することを決意する。
勝つのは権力者ピューリッツァーか、それとも若きニュージーズか。今を懸命に生きる少年たちの未来に待っているものとは——。
キャストコメント
京本大我(SixTONES)
「日本初上陸のミュージカル『ニュージーズ』、そして、僕がSixTONESとして5年近く立たせていただいている日生劇場に、一人で座長として出演させて頂ける日が来るとは夢にも思っていませんでした。また、『エリザベート』という作品で僕をミュージカルの世界へと導いてくださった小池修一郎先生が演出されること、本当に光栄に思います。若者の夢を追い続けたい想い、大人に負けず生き抜こうとする力強さを、僕が演じるジャックを通して伝えられたらと思います。この『ニュージーズ』が皆様に愛され続ける作品になりますよう責任を持って演じ切りますので、是非劇場へ足をお運びください。」
咲妃みゆ
「この度キャサリン役を演じさせて頂けることになりとても幸せに思っております。この作品との最初の出逢いは楽曲を耳にした時でした。アラン・メンケンさんが生み出された美しいメロディーに感動し、どんな物語なのだろうと一気に惹きつけられたことを覚えています。京本大我さんを始めとする素晴らしいキャストの皆様とご一緒させて頂けることは大変光栄であると同時に身の引き締まる思いです。心を込めて勤めさせていただきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。 」
松岡広大
「クラッチー役を演じさせて頂きます、松岡広大です。ブロードウェイで愛されている作品に、日本初演のキャストとして選ばれた事が非常に嬉しく、とても名誉な事であり光栄に思っています。そして素晴らしいキャストの皆様とこれから稽古を重ねて本番に臨めること、役者として既に喜びを感じています。演出の小池修一郎さんとは浪漫活劇『るろうに剣心』でお世話になり、こんなにも早く呼んで頂くことが出来、とても嬉しく思っています。この作品は1899年に実際にニューヨークで起こった新聞販売少年“ニュージーズ”たちのストライキを元にした作品です。“ニュージーズ”は自分たちが不当に扱われている事を訴え、様々な障害を乗り越えて自分たちや、周りの状況を変えようとします。今回演じるにあたり、第一に時代背景を理解した上で、当時の彼らの心情、何に対して憤りを感じるのかなど、心情を明確にして、丁寧に演じたいと思います。とてもエネルギーのある作品なので、五感で楽しめる作品だと思っています。劇場でお待ちしております!」
加藤清史郎
「デイヴィ役は、この『ニュージーズ』というお話が展開していく中で非常に重要なキャラクターだと思います。そんな役にチャレンジさせていただけるということが、とても楽しみな一方で、僕自身、久しぶりのミュージカル出演なので、心配や不安もいっぱいです。デイヴィとして生きるために、やれることを精一杯努力して、頑張ります。また、1人の“ニュージーズ”として舞台に立ち、仲間とともに戦っていきたいと思います。」
霧矢大夢
「ヴォードヴィル劇場のスター歌手で、ジャックの絵の才能を認め、良き協力者であるメッダ・ラーキンを演じます。小池先生の演出作は久々の参加です。若さ溢れる“ニュージーズ”を見守る、肝が据わり包容力溢れるメッダを、パワフルにお届けしたいと思います。」
松平健
「今作品は、私にとりまして令和に入って最初のミュージカル出演です。ピューリッツァーという役は、アメリカの恐慌後の混沌とした時代における象徴的な資本家です。携わる皆さんと共に、心に残る一作となりますよう丁寧に演じたいと思っています。日本のミュージカル界の次世代を担う若い人たちとの共演は楽しみです。彼らの果てしないエネルギーと可能性に刺激を貰い、互いに高め合って作り上げて行きたいと思います。」
ブロードウェイミュージカル『ニュージーズ』
作曲:アラン・メンケン
作詞:ジャック・フェルドマン
脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
演出/日本語訳/訳詞:小池修一郎
製作:東宝/TBS
出演:京本大我(SixTONES)咲妃みゆ 松岡広大 加藤清史郎 霧矢大夢 松平健
TOKYO(東京公演) 日生劇場
日程:2020年5月8日(金)~5月30日(土)
チケット一般前売:2020年2月22日(土)
チケット料金(税込):S席¥13,500 A席¥9,000 B席¥4,500
お問合せ:帝国劇場内日生公演係 (TEL:03-3213-7221)
OSAKA(大阪公演) 梅田芸術劇場メインホール
日程:2020年6月6日(土)~6月13日(土)
チケット一般前売:2020年2月22日(土)
チケット料金(税込):S席¥13,500 A席¥9,000 B席¥5,000
お問合せ:梅田芸術劇場メインホール (TEL:06-6377-3800)