3月4日の「ターミネーター:ニュー・フェイト」ブルーレイ&DVDリリースを記念して、2月16日(日)に池袋・新文芸坐にて開催されたイベントの模様をお届けする。

応援上映&トークイベントにファンもゲストも感動の涙!

世界中を魅了した伝説的作品『ターミネーター2』の正統な続編となるSFアクション超大作、『ターミネーター:ニュー・フェイト』のブルーレイ&DVDリリースを記念して、2月16日(日)に池袋・新文芸坐で【『ターミネーター』3作ぶっとおし応援上映イベント】が行なわれ、トークショーには
“シュワルツェネッガーものまね”でお馴染みの映画ライターてらさわホークと、「ウルトラマン」シリーズなどを手掛ける映画監督でSFや特撮に造詣が深い田口清隆が登壇した。

イベントでは『ターミネーター』(1984)、『ターミネーター2』(1991)、『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)のシリーズ3作品を、アーノルド・シュワルツェネッガーの吹替えでお馴染み玄田哲章さんの日本語吹替版で上映。ターミネーターのT-800やサラ・コナーのコスプレはもちろん、クラッカーやタンバリンを持った熱狂的なファンと一緒に盛り上がった。

ファンの温かい拍手とともに登場したてらさわと田口。てらさわは「皆さんと一緒に盛り上がれたらいいなって思います。よろしくお願いします」と挨拶。田口も「ファンの皆さんには負けるかもしれませんが、『ターミネーター2』好き代表としてお話しできるよう頑張ります」と意気込みを見せる。

画像: イベントに登壇した田口清隆監督(中央)とてらさわホーク(右)

イベントに登壇した田口清隆監督(中央)とてらさわホーク(右)

『ターミネーター』と『ターミネーター2』について、2作目のほうが好きだと明かす田口。「『ターミネーター2』を観てから姿勢が良くなったんです。昔、本当に足が遅かったんですけど、体育の授業の短距離走でT-1000の走り方をマネしたら、すごく早くなったんです(笑)」と公開当時の子供の頃を振り返る。さらに「今でも街中を歩くときに少し無表情で姿勢よく歩く癖がついてます。絶対にT-1000をマネしすぎたせいだなって思います(笑)」と、ロバート・パトリックが演じたT-1000に憧れていたことを明かした。

『ターミネーター2』が1作目の15倍以上の予算をかけて制作されたことについて、てらさわは「2の公開当時ってCGが注目されましたけど、改めて観るとアナログの特撮みたいに作り物やミニチュアも上手く使っていますよね」と、撮影方法を高く評価。一方で田口は、低予算で制作された1作目について「1は良い意味で粗削りと言いますか、みんなで寄ってたかって作っている感じがあって良いですね」と、映画監督ならではの視点でコメント。

画像: 作品について熱く語る二人

作品について熱く語る二人

また、アーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800が1作目では敵、2作目では味方として登場するという設定について、1作目のほうが好きだと語るてらさわは「シュワルツェネッガーの悪の魅力が良いですね。1のシュワルツェネッガーは躊躇なく殺しますよね。あんな恐ろしい体つきの人が追っかけてくるってやっぱりホラーですよ(笑)」と好きな理由を力説。しかし、T-800が味方として登場する『ターミネーター2』では、T-800が腕を掲げながら溶鉱炉に沈んでいくラストシーンに「良い人になってしまって『なんだかなぁ』って思ってましたけど、ボロ泣きしました」と、1作目推しのてらさわも名シーンに思わず感動したという。田口も「僕も泡風呂に入る時はいつもマネしてます(笑)」と言い、会場の笑いを誘っていた。

最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』の見どころについて田口は「やっぱりサラ・コナーの初登場シーンですよ。『待ってました!ハミルトンや!』ってなりますね」と、リンダ・ハミルトンの28年ぶりのシリーズ復帰に喜びをにじませると、てらさわも「28年振りですよ!1の時のハミルトンは20代でしたからね。貫禄がありますよ」と、長い歳月を経て帰ってきたリンダ・ハミルトンの演技力を絶賛していた。

画像: 28年ぶりにシリーズ復帰したリンダ・ハミルトン演じるサラ・コナー

28年ぶりにシリーズ復帰したリンダ・ハミルトン演じるサラ・コナー

さらに、トークショーと同時開催されたシリーズ3作品をイッキ見できる応援上映では、会場に詰めかけたファンがタンバリンを手に序盤から大盛り上がり。T-800役のアーノルド・シュワルツェネッガーが登場すると「よっ!待ってました!」と大きな掛け声と拍手が。さらに、激しい銃撃戦やカーチェイスのシーンでは、大量のクラッカーが鳴り響き、会場の熱はさらにヒートアップ。また、『ターミネーター2』で人気を誇ったエドワード・ファーロング演じるジョン・コナーの初登場シーンでは、「かっこよすぎ」「イケメン」といった黄色い歓声上がった。

最後に、最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』が上映されると、28年ぶりにシリーズに復帰したサラ・コナーの初登場シーンに、「おかえりー!」「さすがサラ・コナー!」「強すぎる」と、この日一番のファンの熱い声援が飛ぶ一幕も。会場が割れんばかりの大歓声と凄まじい熱気に包まれた大盛況のイベントとなった。

画像: ファン200人が大熱狂!【「ターミネーター』3作ぶっとおし応援上映イベント】レポート

『ターミネーター:ニュー・フェイト』
先行デジタル配信中
3月4日(水)ブルーレイ&DVDリリース

2枚組ブルーレイ&DVD=4000円+税
4K ULTRA HD+2Dブルーレイ=6000円+税
発売・販売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
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