昨年公開された映画からワースト賞を決める恒例ゴールデン・ラズベリー賞(通称ラジー賞)が発表された。今回授賞式は行なわれなかった模様。

作品賞、監督賞などは下馬評通り「キャッツ」が受賞

例年はアカデミー賞が行なわれる前日に授賞式を行なうラジー賞。今年はアカデミー賞が前倒しになり、2020年3月14日に式が行なわれるとアナウンスされていたが、コロナウイルス感染の拡大で延期され、結局受賞結果だけが発表されるものとなった。

最多受賞は大ヒット・ミュージカルの映画化「キャッツ」で作品、監督、助演男女優など6部門で受賞。主な結果は以下の通り。

ワースト作品賞…「キャッツ」
ワースト監督賞…トム・フーパー(キャッツ)
ワースト主演男優賞…ジョン・トラヴォルタ(「Fanatic」「ワイルドレース」)
ワースト主演女優賞…ヒラリー・ダフ(「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊」)
ワースト助演男優賞…ジェームズ・コーデン(「キャッツ」)
ワースト助演女優賞…レベル・ウィルソン(「キャッツ」)
ワースト脚本賞…「キャッツ」
ワースト・コンボ賞…「キャッツ」の半分ネコと半分人間と毛玉の組み合わせどれでも
ワースト・リメイク・続編・パクリ映画賞…「ランボー:ラスト・ブラッド」
陣目と共通財産に対する無謀な軽視作品賞…「ランボー:ラスト・ブラッド」
名誉挽回賞…エディー・マーフィー(「ルディ・レイ・ムーア」)

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