韓国のゴールデン・グローブ賞とも呼ばれる第56 回 百想(ペクサン)芸術大賞が2020年6 月5 日に開催され、日本でも人気を呼んでいる『愛の不時着』などが受賞した。

百想芸術大賞は”韓国のゴールデン・グローブ賞”

第56 回 百想芸術大賞では8 作品13 部門に37 ノミネートされていたNetflix 独占配信中の作品。その中で、『椿の花咲く頃』が【テレビドラマ部門大賞】、ファン・ヨンシク役のカン・ハヌルが【男性最優秀演技賞】、ノ・ギュテ役オ・ジョンセが【男性助演賞】、『梨泰院クラス』でチョ・イソ役キム・ダミが【新人演技賞】、『愛の不時着』でリ・ジョンヒョク役ヒョンビンとユン・セリ役ソン・イェジンは揃って【TiKToK 人気賞】、ナ・ウォルスク役キム・ソニョンが【女性助演賞】、そしてソダン役のソ・ジヘが【BAZAAR アイコン賞】を受賞した。

画像: 百想芸術大賞は”韓国のゴールデン・グローブ賞”

百想芸術大賞は、映画やテレビで活躍する俳優や製作者らが勢ぞろいし、韓国最高峰の映画やドラマシリーズを競う“韓国のゴールデン・グローブ賞”とも呼ばれる、注目度の高い総合芸術賞。
栄えあるテレビドラマ部門大賞に選ばれたのは、日本において2019 年11 月22 日よりNetflix で独占配信中の『椿の花咲く頃』。同作は韓国のKBS2 で放送され、最終回が地上波ドラマとして2019年最高視聴率を記録したロマンチック・サスペンス・コメディシリーズ。主人公は、女手ひとつで息子を育てるドンベク(コン・ヒョジン)。彼女の元に突然訪れた、警察官ヨンシク(カン・ハヌル)との新たな恋の予感と連続殺人犯の影。シングルマザーへの偏見に負けることなく幸せを求めるドンベクとドンベクを守ろうとするヨンシク姿は時にコミカルながら心温まる。さらに町で起こるある事件を追うサスペンスフルな描写も話題を呼んだ。

画像: Netflix『椿の花咲く頃』

Netflix『椿の花咲く頃』

また現在日本国内においても大人気となっている『愛の不時着』(2020 年2 月23 日より独占配信中)と『梨泰院クラス』(2020年3 月28 日より独占配信中)は、配信開始後、数ヶ月たった今でも、連続してNetflix の総合視聴TOP10 入りしている人気シリーズで、日本だけでなくアジア圏や北米でもTOP10 入りを果たしている。
『愛の不時着』は、主人公のヒョンビン演じる軍人リ・ジョンヒョクと、ソン・イェジン演じる韓国の財閥令嬢ユン・セリを中心とした愛の物語が“見始めたら止まらない”と話題に。既に全話鑑賞したファンからは早くも“不時着ロス”の声も挙がっており、その熱量の高さで現在もSNS 上の話題を席捲し続けている。また、『梨泰院クラス』も、パク・ソジュン演じる青年パク・セロイがとある事件をきっかけに飲食業界での成功を目指し、信頼する仲間たちとともにのし上がっていくストーリーが男女問わず絶大な人気を集めている。この2 作品を中心に、韓国発のNetflix オリジナル作品への注目も急上昇中。

画像: Netflix『梨泰院クラス』

Netflix『梨泰院クラス』

Netflix では韓国発の作品約50 本をNetflix オリジナル作品として日本で配信中。2020 年は韓国人気俳優キム・スヒョン主演で注目の『サイコだけど大丈夫』(6 月20 日より毎週配信)、「彼女はキレイだった」のファン・ジョンウムとBTOB ユク・ソンジェ出演の『サンガプ屋台』(7 月全話配信予定)ほか、チョン・ユミ、ナム・ジュヒョク出演の「保健教師アン・ウニョン」、ソン・ガン出演の「Sweet Home -俺と世界の絶望-」など25 本以上の作品を日本で独占配信予定。

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