ドリームワークスが15年ぶりに手がけるホラー作品
スティーブン・スピルバーグの企画で始動した、ドリームワークス&アンブリン・エンターテインメント製作の本格派ホラー「ザ・ターニング」。ドリームワークがホラーを手がけるのは、『ザ・リング』シリーズ以来15年ぶり。同作ではナオミ・ワッツがブレイクしたが、本作では『ターミネーター:ニュー・フェイト』で強化型兵士を演じたマッケンジー・デイヴィスが抜擢された。
『E.T.』『グーニーズ』のアンブリン製作だが、異様に不気味な子供たちの演技も見どころ。家庭教師を恐怖に陥れる不気味な兄妹の兄を演じるのは、Netflix のオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で大ブレイクしたフィン・ウォルフハード。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で劇場映画デビューし、CGアニメ『アダムス・ファミリー』では、長男パグズリー役でオスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツと声の共演を果たした。今後もジェイソン・ライトマン監督作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』、ギレルモ・デル・トロ監督作『ピノキオ』など、注目作が続々待機中。
妹役は、わずか7歳での主演作『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』で、圧巻の演技力を見せ数々の演技賞を受賞した注目株ブルックリン・プリンスが演じている。
古典怪奇小説の傑作が現代版ホラーに!
原作はヘンリー・ジェイムズの傑作「ねじの回転」。これまで3回映画化され(※)、ギレルモ・デル・トロは自身の監督作『クリムゾン・ピーク』への影響を公言している。※『回転』(1961年、デボラ・カー主演)、『妖精たちの森』(1971年、マーロン・ブランド主演)、『ザ・ダークプレイス』(2006年、リーリー・ソビエスキー主演)
今回の映画化は、古典ホラーの近代的アレンジに成功。近年ホラーヒット作の傾向となっている女性主人公が精神的に追い込まれていく緊迫感(『透明人間』『ガール・オン・ザ・トレイン』)や、屋敷ホラー独特の恐怖(『ヘレディタリー』『死霊館』シリーズ)が盛り込まれており、今ホラー映画ファンが最も観たい恐怖を存分に味わえるはずだ。
STORY
米メイン州の田舎にそびえたつ屋敷。ケイトは住み込みの家庭教師として雇われ、両親と死別した兄妹の世話をすることになる。彼女はふたりの近寄りがたい様子が気になり、やがて屋敷内で不可解な現象に襲われる。ふたりのいたずらなのか、自分の妄想なのか、それとも家に憑く悪霊なのか……ケイトの心は恐怖に支配されていく。
STAFF
監督:フローリア・シジスモンディ(「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」)
脚本:チャド・ヘイズ & ケイリー・W・ヘイズ(『死霊館 エンフィールド事件』『死霊館』)
原作:ヘンリー・ジェームズ(「ねじの回転」)
CAST
ケイト役:マッケンジー・デイヴィス
マイルズ役:フィン・ウォルフハード
フローラ役:ブルックリン・プリンス
ダーラ役:ジョエリー・リチャードソン
『ザ・ターニング』ブルーレイ+DVD THE TURNING (2020)
2020年12月23日発売|4527円+税|本編時間:約95分|【特典映像】もうひとつのエンディング、作品の裏側、未公開シーン(グロースさんの告白、マイルズと死んだ白鳥、湖上のジェスル )
発売・販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
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