本作は、シリーズ累計330万部を超す現役の医師・夏川草介の患者を救うことと正面から向き合う、1人の若き医師の苦悩と成長を描いた大ベストセラー小説「神様のカルテ」の初のドラマ化。
2021年1月クールのドラマとして主演の福士蒼汰を迎え、2 時間×4 話の計8 時間という大型スペシャルで放送される。
今回がテレビ東京のドラマ初出演・初主演となる福士蒼汰が、「24 時間、365 日対応」の病院で働く主人公・栗原一止(いちと)を演じる。俳優生活10年目を迎えた福士が、自身初の医師役(一見風変りな心優しき内科医)を演じる。
生きづらい時代の今だからこそ、人々の心に寄り添う物語を届けたい――そんな想いを込めた心温まる人間ドラマとなっている。
福士蒼汰 コメント
福士蒼汰(栗原一止 役)信州の本庄病院に勤務する5年目の内科医。夏目漱石を敬愛し、話し方が古風で、周りからは変人と呼ばれている。
Q)テレビ東京のドラマ初出演にして初主演となりますが、感想などお聞かせください。
初めてご一緒させて頂ける事、率直にとても嬉しいです。しかも、今回は 2 時間×4 話という新しい形式での挑戦をさせていただけるとのことで、今からとても楽しみです。一話一話のボリューム感があるので、メッセージの詰まった作品にしていきたいです。
Q)「神様のカルテ」初ドラマ化となりますが、オファーを受けた時の感想をお聞かせください。
過去に映画化もされたことがあるとても人気の原作ですし、僕自身もいつか医者という役に向き合ってみたいと思っていましたので、お話をいただいた時とても嬉しかったです。専門的な職業ならではの難しさは計り知れませんが、医療についての知識や心構えなど追求していきたいと思います。
Q)原作・台本を読んだ感想をお聞かせください。
心がぎゅっと締め付けられるような、でもそんな縛りからそっと救ってくれるようなお話だと思いました。誰もが抱える悩みや不安を、周りの人間が優しく包み込んでくれる温かさを感じました。一止の仕事は病院の先生としてただ治療することではなく、どうしたら患者が人生に思い残すことなく最期の日を迎えることができるのかというような、ある意味道しるべの掲示なのかもしれないと思いました。一人では不安な、そのときに向かっていく中で、どのように辿り着くかは医師の導き次第なのかもしれません。演じるにあたり、そのような部分をしっかりと意識して取り組んで参りたいと思います。
Q)栗原一止という役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。
今回僕が演じる栗原一止は、夏目漱石を敬愛していて、その影響で古風な言葉遣いをします。そのうえ一止はかなりの捻くれ者なので、周りからは変人扱いされてしまうのですが、芯の部分にある優しさを僕はしっかり受け止めました。
文学を愛する人はどこか自分の人生までもストーリーの一行一行のように捉えているように感じます。そんな彼の一行を確かなものにするために、心を込めて臨みたいと思います。
Q)視聴者のみなさんへメッセージをお願い致します。
まるでノンフィクションのようにメッセージ性の強い作品だと思います。自分の大切な人をもっと大切にしたくなるような、温かい作品にしていきたいです。頑張って参りますので、ぜひ放送を楽しみにお待ち下さい。
イントロダクション
栗原一止(読み:いちと)(福士蒼汰)は、信州にある「24 時間、365 日対応」の病院で働く内科医。ここでは常に医師が不足している。専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事で、睡眠が3日取れないこともあるが、 妻・ハルに支えられ日々の診療をなんとかこなしている。そんな一止に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みが増えハルと過ごす時間も増える。最先端の医療を学ぶこともできる。だが、大学病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか?“命”の現場で葛藤しながら生きる栗原が出した答えとは…。
ドラマスペシャル 「神様のカルテ」
【放送日時】 2021 年 1 月クール
【放送局】 テレビ東京系(TX、TVO、TVA、TSC、TVh、TVQ)
【原作】 夏川草介「神様のカルテ」「神様のカルテ2」「神様のカルテ3」「新章 神様のカルテ」(小学館刊)
【出演】 福士蒼汰 ほか
【脚本】 森下直
【監督】 村上正典(共同テレビジョン)、谷口正晃、橋本一
【音楽】 平井真美子
【チーフプロデューサー】 中川順平(テレビ東京)
【プロデューサー】 田辺勇人(テレビ東京)、黒沢淳(テレパック)、河原遥(テレパック)
【制作協力】 テレパック
【製作著作】 テレビ東京
【公式 HP】 https://www.tv-tokyo.co.jp/kamisama_karte/
【公式 Twitter】 @kamisama_karte