2019年ベルリン国際映画祭 コンペティション部門・オープニング作品に選ばれたロネ・シェルフィグ監督の最新作『ニューヨーク 親切なロシア料理店』が2020年12月11日(金)より全国順次公開される。

『ワン・デイ 23年のラブストーリー』の女性監督ロネ・シェルフィグ最新作

『ニューヨーク 親切なロシア料理店』は、ある事情を抱え夫から逃げてきたゾーイ・カザン演じる母クララと息子二人が、ニューヨークの老舗ロシア料理店で見知らぬ人々と出会い、新たに人生をスタートする姿を優しい眼差しで描く。『17歳の肖像』『ワン・デイ 23年のラブストーリー』の女性監督ロネ・シェルフィグが贈る心温まる感動作。

画像1: 「ニューヨーク 親切なロシア料理店」

「ニューヨーク 親切なロシア料理店」

舞台となるのは、ニューヨークのマンハッタンで、創立100年を超える伝統を誇るロシア料理店〈ウィンター・パレス〉。かつては栄華を誇った伝統あるお店も、今では古びて料理もひどい有様。怪しいロシア訛りを操る商売下手のオーナーに、店を立て直すために雇われたマネージャーのマークは、刑務所を出たばかりの謎だらけの人物。常連客の看護師アリスも他人のためだけに生きる変わり者。そのアリスを、絶望的な不器用さから次々と仕事をクビになったジェフが慕っている。そんな〈ウィンター・パレス〉に、まだ幼い二人の息子を連れて夫から逃げてきたクララが飛び込んでくる。ワケアリの過去を抱えた様々なバックグラウンドを持つ人々が集う〝レストラン“という場所で受け取った優しさに救われ、現実に立ち向かう。そして迎えた〈ウィンター・パレス〉再出発の日、それぞれが見つけた新たな人生とは――?
見知らぬ人の親切が心に沁みる、年末にぴったりの希望の物語。

画像2: 「ニューヨーク 親切なロシア料理店」

「ニューヨーク 親切なロシア料理店」

キッチンや洋菓子店を舞台にした食テーマの作品がほかにも

■12月4日公開『ノッティングヒルの洋菓子店』

ロンドンの大人気デリ「オットンレギ」全面協力!1軒の小さな洋菓子店に起きた感動のミラクルストーリー。ロンドン、ノッティングヒル。名店で修行を積んだパティシエのサラと親友のイザベラの2人は、長年の夢だった自分たちの店をオープンすることに。ところが事故でサラが急死。夢を諦めきれないイザベラとサラの娘クラリッサは、絶縁していたサラの母ミミを巻き込んで、パティシエ不在のまま開店に向けて走り出す。突然、かけがえのない人を失った3人の女性たちは、人生に残された時間は意外と短いのかもしれないことに気づき、本当の自分になるための夢を追いかけ始める――。 

画像: ©FEMMEFILMS 2019

©FEMMEFILMS 2019

■11月20日公開 『エイブのキッチンストーリー』

12歳の少年が手作り料理で壊れかけた家族の絆を取り戻す。食欲の秋に贈る、“心も美味しい”感動ストーリー!ブルックリン生まれのエイブは、イスラエル系の母とパレスチナ系の父を持つ。文化や宗教の違いから対立する家族に悩まされるなか、料理を作ることが唯一の心の拠りどころだった。誰からも理解されないと感じていたある日、世界各地の味を掛け合わせて「フュージョン料理」を作るブラジル人シェフのチコと出会う。フュージョン料理を自身の複雑な背景と重ね合わせたエイブは、自分にしか作れない料理で家族を一つにしようと決意する。果たしてエイブは、家族の絆を取り戻すことができるのかー?

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