「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで知られるマイケル・J・フォックスが発売された回顧録で俳優引退に言及している。
パーキンソン病を持つマイケルは2000年に一度俳優引退を表明したが、後にTVドラマで復帰。「グッド・ワイフ」などに出演しながら、パーキンソン病の研究と周知をめざすマイケル・J・フォックス財団を設立するなど活躍を続けてきた。だが最近病気が進行し、記憶力が低下、『セリフを覚えて演技をするのが大変』という状態で、今後は執筆を主な仕事にしていくという。これは発売されたばかりの回顧録「No Time Like the Future: An Optimist Considers Mortality」で語られたもの。
ただし、二度と俳優をやらないかというわけでもないらしく、「以前も復帰したので、絶対もう演技をしないということはいわない」らしい。
ちなみにマイケルはこの12月4日から行なわれる『東京コミコン2020』でオンライン形式で行なわれるサイン会を行なう予定。