脚本を手掛けたのは、向田邦子賞・ギャラク シー受賞のバカリズム。オリジナル脚本となる本作は、日本中の OLが抗争を繰り広げる壮大なストーリー。日本の経済を支える日本の OLたちの職場は、華やかに見えて、実は裏ではなんと拳(こぶし)を用いた派閥争いが行われている......
普通の OLライフに憧れる主人公・直子を、若手女優・永野芽郁が演じ、Perfume、サカナクション、星野源の MVを手掛ける関和亮監督メガホンをとった。
どこの職場にもありがちな「派閥争い」。しかし、この会社の派閥争いは違っていた。特攻服を着た OL達が熾烈な争いを繰り広げてた。
公開された特報映像には、黒い日傘をさし、両脇に裸にサスペンダー姿の色男を携えたバラの花びらを浴びる艶やかな謎の女(※総務部)が出てきたり、抗争はさらに激しさを増し、腹パン、飛び蹴り、傷だらけの女やら、仁義なき地獄の花園が映し出される。
そんな世界観の中で、主演の永野芽郁は、本格的なワイヤーアクション、特攻服、暴言に挑戦している。
特報映像
キャスト、スタッフコメント
◆永野芽郁
ごく普通の OL ライフに憧れる直子という役を演じておりますが、“なにを言っているんだろう”と思ってしまうほど暴言も吐いています。普段の生活ではなじみのない言葉なので、イントネーションや言葉の吐き捨て方など、合っているのか全くわからず(笑)。そういう点では苦労しましたね。撮影現場はずっと笑いが絶えなかったですし、監督・スタッフそして他の出演者の方みんなで面白い作品になるよう一生懸命頑張りました。きっと今までに見たことのない私をお見せできると思いますし、今までにない大きな作品になっていると思いますので、楽しみに待っていてください。
◆バカリズム
今回、「女性のヤンキーものを書いて欲しい」というオファーを頂き、最初は女子高生のバイオレンスな話を書いていたのですが、もっと非現実的でバカバカしくするために関監督に「設定を OLにしませんか?」と提案したところ、「面白いですね!」と乗って頂き、そこから関監督の演出でより壮大なバカバカしい映画になりました。これまで関監督とはいろんな作品でご一緒させて頂いていますが、一番バカバカしさに振り切った笑える作品になっていると思います。
◆関和亮監督
OL×ヤンキーと言うバカリズム独特の世界観を素敵なキャスト陣が全力で演じております。ありそうでなかった世界でどんなことが起こっていくかご期待いただければと思います。
STORY
普通の OL生活を送る直子(永野芽郁)の職場では、裏で社内の派閥争いをかけ OL達は日々喧嘩に明け暮れている。ある日、一人のカリスマヤンキーOLが中途採用されたことをきっかけに、全国の OL達から直子の会社は狙われることに。テッペンをかけた争いから直子は平穏無事な OLライフを全うすることができるのか!?
映画『地獄の花園』
2021年5月全国ロードショー
◇脚本:バカリズム(向田邦子賞、ギャラクシー賞受賞)
◇監督:関和亮(サカナクション「アルクアラウンド」文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞)
◇出演:永野芽郁
◇配給:ワーナー・ブラザース映画
©2021『地獄の花園』製作委員会