ブチ切れやすくもナイーブな本当のダメ男ぶりが伝わる予告編解禁!
1999年7月に渋谷シネクイントのオープニング作品として公開され、34週間の大ロングラン、興行収入2億5,000万円の爆発的ヒットを記録した、ヴィンセント・ギャロ初監督作『バッファロー’66』。1月29日からの約20年ぶりのロードショー公開に合わせ、新規の予告編が完成、解禁された。
このたび解禁された予告編は“Billy Brown is back”という文字とともにイエスの「Heart of the Sunrise」で始まる。ヴィンセント・ギャロ演じるビリーはレイラ(クリスティーナ・リッチ)を拉致、父親と激しい口論を展開する。そして「抱きしめて」と言うレイラに対し、頭を抱えながら「握手で我慢しろ」と返すビリーの姿からは、ブチ切れやすくもナイーブな本当のダメ男ぶりが伝わってくる。
またキング・クリムゾンの「Moonchild」の旋律を背景に、ボウリング場で踊るレイラの姿は『バッファロー’66』を象徴するシーンであり、90年代末という時代と、当時のミニシアター文化の熱気がよみがえってくるようだ。『バッファロー’66』は初公開以後、他の作品に関連したイベント上映などで数回上映が行われてきたが、久々にホワイト シネクイントにて公開。本作のロードショー公開は約20年ぶりとなる。
【STORY】 刑務所を出て、故郷の街バッファローに帰ろうとしていたビリーは誰も迎えに来ずひとりぼっち。挙句の果てに何も事情を知らない両親に電話をかけ、“これから婚約者を連れていく”と大見栄をきってしまう。偶然通りがかった少女レイラを拉致し、恋人のフリをするよう脅して両親と無事対面。一方、レイラは同行するにつれビリーの孤独な素顔を知り優しく接しようとするが、彼にはやり残した事があった——。
『バッファロー’66』 BUFFALO‘66
1月29日(金)より渋谷ホワイト シネクイントほか全国順次公開
出演:ヴィンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチ、アンジェリカ・ヒューストン、ベン・ギャザラ、ケビン・コーリガン、ロザンナ・アークエット、ミッキー・ローク、ジャン=マイケル・ヴィンセント
監督・脚本・音楽:ヴィンセント・ギャロ|脚本:アリソン・バグナル
1998年|アメリカ映画|111分|ビスタ|キングレコード提供|コピアポア・フィルム配給