異常者たちが激突する危険な特集上映《狂人暴走・大激突》が、東京・シネマート新宿にて1月29日から緊急開催されることが決定した。

シネマートのスクリーンが5人の狂人の巣窟と化す!

この世のものとは思えない惨状をスクリーンに叩きつける異常者たちが激突する危険な特集上映《狂人暴走・大激突》が東京・シネマート新宿にて1月29日(金)から2月18日(木)の日程にて緊急開催されることが決定!開催まで約2週間という衝撃的な準備期間での緊急決定、緊急告知となった本特集。ヤバい男たちが惨劇を繰り広げる旧作5作品が上映される。

上映作品は『アングスト/不安』 『アメリカン・サイコ』 『ヘンリー』 『ザ・モンスター』 『悪魔の植物人間』の5作品。昨年7月に日本初公開された『アングスト/不安』が異常事態ともいえるヒットとなったシネマート新宿では、そこから約半年を経て『アングスト/不安』に勝るとも劣らぬ異常者たちがスクリーンを所狭しと闊歩する危険作が集結。すべて一般的なホラー映画とは異なる、狂気と冷たさが渦巻くおぞましい作品ばかりだ。これだけたいへんな作品群が上映される特集上映は近年では珍しいだろう。

画像: 昨年夏に公開され、まさかの大ヒットを記録した『アングスト/不安』

昨年夏に公開され、まさかの大ヒットを記録した『アングスト/不安』

『アングスト/不安』は全国行脚を経てメイン館であるシネマート新宿への久々の帰還。『アングスト/不安』に最も近いといわれるアメリカ映画の極北『ヘンリー』とともにシネマート新宿で上映されるのは初。DVD化もされていなかった『ザ・モンスター』は約40年ぶりの上映。『アメリカン・
サイコ』と『悪魔の植物人間』も、おそらく初公開以来の久々の上映となるはずだ。

画像: シネマートで初上映される『ヘンリー』

シネマートで初上映される『ヘンリー』

これらの作品に登場する怪物たちは被害者のことは一切考えず、自分の欲望のみで行動する生物。いずれも信じがたい行動ばかりで、鑑賞することで気が滅入り、肩を落とし、凄まじい絶望感に包まれる危険性も。しかし、逆にこれらの化け物たちを反面教師として人間としてのあるべき姿を再認識することができるだろう……とはいえ、内容的には倫理観が欠如し、どうしようもない状況が展開されるので、一人で静かに鑑賞するのが最適なのかもしれない。では、上映作品とその狂人たちを詳しく紹介していこう。

01_死体で射精する狂人K.(アーウィン・レダー)『アングスト/不安』(1983)

画像: 01_死体で射精する狂人K.(アーウィン・レダー)『アングスト/不安』(1983)

オーストリアを震撼させた一家惨殺事件を完全映画化。観る者の心に取り返しのつかない深い傷跡を残す、耐性と覚悟を要する痛恨の衝撃作。

画像1: 危険な特集上映≪狂人暴走・大激突≫シネマート新宿で1月29日より開催決定!

『アングスト/不安』ANGST|FEAR

1983年|オーストリア|カラー|87 分|日本 VHS 発売時タイトル:鮮血と絶叫のメロディー/引き裂かれた夜|R15+

監督:ジェラルド・カーグル|撮影・編集:ズビグニェフ・リプチンスキ|音楽:クラウス・シュルツ

出演:アーウィン・レダー、シルヴィア・ラベンレイター、エディット・ロゼット、ルドルフ・ゲッツ、クバ

© 1983 Gerald Kargl Ges.m.b.H. Filmproduktion

02_殺人趣味の証券マン、パトリック・ベイトマン(クリスチャン・ベイル)『アメリカン・サイコ』(2000)

画像: 02_殺人趣味の証券マン、パトリック・ベイトマン(クリスチャン・ベイル)『アメリカン・サイコ』(2000)

米文学史上最大の問題小説を完全映画化。 パトリック・ベイトマン27歳。ウォール街の エリート証券マンの趣味は、エクササイズと殺人だった。

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『アメリカン・サイコ』 AMERICAN PSYCHO

2000年|アメリカ|カラー|102分|スコープ

監督:メアリー・ハロン|原作:ブレット・イーストン・エリス|脚本:メアリー・ハロン、グィネヴィア・ターナー|撮影:アンジェイ・セクラ|音楽:ジョン・ケイル

出演:クリスチャン・ベイル、ウィレム・デフォー、ジャレッド・レトー、クロエ・セヴィニー、リース・ウィザースプーン

© 2000 BY AM PSYCHO PRODUCTION, INC.

03_米国犯罪史上最悪の怪物、ヘンリー(マイケル・ルーカー)『ヘンリー』(1986)

画像: 03_米国犯罪史上最悪の怪物、ヘンリー(マイケル・ルーカー)『ヘンリー』(1986)

彼はフレディではない。ジェイソンでもない。彼は本物だ。 全米で300人以上を殺害した連続殺人鬼 ヘンリー・リー・ルーカスの凍るような冷たい日常。

画像3: 危険な特集上映≪狂人暴走・大激突≫シネマート新宿で1月29日より開催決定!

『ヘンリー』 HENRY:PORTRAIT OF A SERIAL KILLER

1986年|アメリカ|カラー|83分|スタンダード

監督・製作・脚本:ジョン・マクノートン

出演:マイケル・ルーカー、トム・トウルズ、トレイシー・アーノルド、キャム・ヘスキン

© 1986 MALJACK PRODUCTIONS

04_女性を大リンチの変態サディスト、ラムロッド(ウィングス・ハウザー)『ザ・モンスター』(1982)

画像: 04_女性を大リンチの変態サディスト、ラムロッド(ウィングス・ハウザー)『ザ・モンスター』(1982)

史上最凶のワルがいま、放たれた!悪魔の血か、突然変異か……果たしてこんな野郎が地上に存在するのか。だが、これがLAで起きた実話だ。

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『ザ・モンスター』 VICE SQUAD

1982年|アメリカ|カラー|97 分|ビスタ

監督:ゲイリー・A・シャーマン|脚本:サンディ・ハワード、ケネス・ピータース、ロバート・ヴィンセント・オニール|撮影:ジョン・オルコット|音楽:ジョー・レンゼッティ

出演:シーズン・ヒューブリー、ゲイリー・スワンソン、ウィングス・ハウザー、ペペ・セルナ、ビヴァリー・トット

© 1982 AVCO EMBASSY PICTURES CORP.

05_新生物創造に勤しむ悪魔、ノルター教授(ドナルド・プレザンス)『悪魔の植物人間』(1973)

画像: 05_新生物創造に勤しむ悪魔、ノルター教授(ドナルド・プレザンス)『悪魔の植物人間』(1973)

悪魔が造った植物人間!……美女が!青年が!次々に襲われ、身の毛もよだつ地獄の怪物に変わる!実験に失敗して生まれた無残な生物は、 見世物小屋に直行する……

画像5: 危険な特集上映≪狂人暴走・大激突≫シネマート新宿で1月29日より開催決定!

『悪魔の植物人間』 THE MUTATIONS/THE FREAKMAKER

1973年|イギリス|カラー|92分|スタンダード

監督:ジャック・カーディフ|製作・脚本:ロバート・D・ワインバック|共同脚本:エドワード・マン|撮影:ポール・ビ ーソン|特殊メイク:チャールズ・E・パーカー|音楽:ベイジル・カーチン

出演:ドナルド・プレザンス、トム・ベイカー、ブラッド・ハリス、ジュリー・エーゲ、マイケル・ダン、スコット・アントニー

© 1973 CYCLONE PRODUCTIONS, INC./VIDCREST. © 2005 SUBVERSIVE CINEMA, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

≪狂人暴走・大激突≫発狂する5作品突如!緊急連続上映 MADMEN PANIC ATTACK: THE CLASH OF THE CRAZIES

1月29日(金)〜2月18日(木)|シネマート新宿|上映作品:『アングスト/不安』 『アメリカン・サイコ』 『ヘンリー』 『ザ・モンスター』 『悪魔の植物人間』

キングレコード提供・配給|配給協力:アンプラグド

画像6: 危険な特集上映≪狂人暴走・大激突≫シネマート新宿で1月29日より開催決定!

※上映スケジュールおよび作品はやむを得ない事情により、予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

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