今年で16 回目となる「大阪アジアン映画祭」の作品ラインナップが決定した。作品本数は63作(うち、世界初上映20作、海外初上映11作、アジア初上映2作、日本初上映20作)、23の国と地域の作品を上映する。

スクリーン上映=3/5~14、大阪アジアン・オンライン座=2/28~3/20

今回の上映作品の製作国・地域は、過去最多タイの23 の国と地域(中国、香港、台湾、韓国、モンゴル、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、シンガポール、バングラデシュ、ブータン、トルコ、イラン、イスラエル、フランス、ドイツ、アメリカ、カナダ、エクアドル、ウルグアイ、日本)となっている。

オンライン上映「大阪アジアン・オンライン座」には、過去の大阪アジアン映画祭で好評を博した作品を上映する《Theater ONE》に加えて、今回の入選作品のうち台湾クラシック映画2 作品を上映する《Theater OAFF2021》を設けることに。上記の作品本数、製作国数には、《Theater ONE》の7 作品は含まず、《TheaterOAFF2021》の2 作品のみ含んでいる。

【オープニング作品】
『映画をつづける』(好好拍電影/Keep Rolling)日本初上映/香港/監督:マン・リムチョン(⽂念中/MAN Lim-chung)

【クロージング作品】
『アジアの天使』(The Asian Angel)世界初上映/日本/監督:石井裕也(ISHII Yuya)

画像: アジアの天使 (c) 2021 The Asian Angel Film Partners

アジアの天使 (c) 2021 The Asian Angel Film Partners

【コンペティション部門】
本映画祭の中核となる部門。ジャパンプレミア以上となるアジア映画(日本映画を含む)およびアジアと深い関係を有する映画を上映。審査委員(3〜5 名予定)により、グランプリ(最優秀作賞)、来るべき才能賞等が選定される。韓国の「君を越えて」、トルコの「ジェミル・ショー」、香港の「エリサの日」、イスラエルの「ハネムード」、タイの「愛しい詐欺師」、イランの「キラー・スパイダー」、中国の「君のための歌」など14作を上映。

画像: 愛しい詐欺師 (c) 2020 GDH 559 Co., Ltd.

愛しい詐欺師 (c) 2020 GDH 559 Co., Ltd.

【特別注視部門】
昨年度から設けられた部門。まだポピュラーにはなっていなくても、今年、特に注視しておきたい潮流、才能を厳選してピックアップ! ブータンの「ブータン 山の教室」、モンゴルの「裸の電球」、アメリカの「あなたを私のものにする」、韓国の「三姉妹」、ドイツ=モンゴルの「ブラックミルク」など10作品を上映。

画像: ブータン 山の教室 (c) 2019 All Rights reserved

ブータン 山の教室 (c) 2019 All Rights reserved

【インディ・フォーラム部門】 10 作
斬新で挑戦的な作品を紹介するインディ・フォーラム部門。気鋭の監督による10 作品を上映。新しい才能の出現に注目したい。なお、本部門で上映される日本映画を対象にニューヨークのジャパン・ソサエティーよりJAPAN CUTS Award が授与される。

【特集企画】
《ニューアクション! サウスイースト》
東南アジア映画界を熱くする<新しい動き>の数々を、多面的に紹介する。インドネシアの「苦しみ」、フィリピンの「金継ぎ」、フィリピンの「こことよそ」など7作を上映。

画像: こことよそ

こことよそ

《台湾:電影クラシックス、そして現在》
「人として生まれる」など8 作(うち、1 作はコンペ部門、1 作はインディ・フォーラム部門と重複。また「チマキ売り」などクラシック2 作は大阪アジアン・オンライン座《Theater OAFF2021》でのみ上映。)台湾⽂化部、台北駐日經濟⽂化代表處 台湾⽂化センターに協⼒を仰ぎ、台湾クラシック映画の貴重なデジタル・リマスター版から、活況を呈する台湾映画の“今”を感じることのできる作品まで、幅広く特集。

《Special Focus on Hong Kong 2021》
「中国女子バレー」など 6 作(うち、1 作はオープニング作品、2 作はコンペ部門、1 作は特別注視部門と重複)多様な顔を⾒せる香港映画の現在を特集。
<HONG KONG GALA SCREENING>
香港特別⾏政区政府駐東京経済貿易代表部(香港経済貿易代表部)に協⼒を仰ぎ、香港映画『手巻き煙草』 (原題:手捲煙/英題Hand Rolled Cigarette)の特別上映イベントを⾏う。

【特別招待作品部門】
日本=ベトナム合作「海辺の彼女たち」、日本=マレーシア合作「カム・アンド・ゴー」などアジアの華やかな話題作7作品を上映。

【神⼾⼥学院大学⽂学部英⽂学科協賛特別上映】
神⼾⼥学院大学⽂学部英⽂学科の協賛で、バングラデシュ映画『竹で稼ぐ男たち』(Bamboo Stories)を上映。

【協賛企画】
《芳泉⽂化財団の映像研究助成》 大阪を拠点に、大学院における映像研究への助成事業を続ける芳泉⽂化財団。その成果である4作を一挙上映。無料上映。

【大阪アジアン・オンライン座】《Theater ONE》7 作(⻑編3 作、短編4 作)
過去に大阪アジアン映画祭で好評を博した作品をオンライン上映。オンライン座・オープニング作品として、2019 年開催の第14 回大阪アジアン映画祭JAPAN CUTS Award スペシャル・メンション獲得の日本映画『WHOLE』をオンライン上映する。期間:2 月28 日(日)〜3 月20 日(土)料⾦:⻑編1 作品1,000 円、短編1 作品500 円、「Theater ONE PASS」(Theater ONE の全作品を視聴できるお得なパス)3,000 円

【大阪アジアン・オンライン座】《Theater OAFF2021》2 作(特集企画《台湾:電影クラシックス、そして現在》のクラシック作品)第16 回大阪アジアン映画祭(OAFF2021)入選作品のうち、特集企画《台湾:電影クラシックス、そして現在》のクラシック作品2 作をオンライン上映する。期間:3 月14 日(日)21:00 〜(48 時間限定配信(予定))料⾦:1 作品1,300 円

■名称:第16 回大阪アジアン映画祭
・スクリーン上映:2021年3 月5 日(⾦)〜14 日(日)
料⾦:一般:1300 円(前売り、当日ともに同料⾦)、⻘春22 切符:500 円(22 歳までの方対象・上映当日窓口販売のみ)チケット発売:3 月2 日(火)以降、順次発売
・大阪アジアン・オンライン座:2021年2 月28 日(日)〜3 月20 日(土)

This article is a sponsored article by
''.