国防省で成り上がる…、エリート志向の青年が大きく変わっていく!
1966年4月、ベトナム戦争で自らを犠牲にした多くの命を救った空軍兵がいた。彼の名は、ウィリアム・H・ピッツェンバーガー。英雄として讃えられるはずの彼には名誉勲章は授与されることはなかった。その謎に立ち向かう一人の青年がいま衝撃の真実を暴く。
国防省で出世街道まっしぐらのはずだったハフマン(セバスチャン・スタン)は、昇進よりも「勲章の件を続ける」と断言。元軍人たちの証言で大きく心が揺さぶられていく上昇志向の青年の“心の変化”をとらえた本編映像を独占解禁!
映画初主演となるセバスチャン・スタンが演じるのは、国防総省空軍省のエリート職員ハフマン。1999年のある日、彼のもとをベトナム戦争の退役軍人タリー(ウィリアム・ハート)が訪れ、自らの命を犠牲に数多くの仲間たちの命を救ったウィリアム・H・ピッツェンバーガー(ジェレミー・アーヴァイン)に名誉勲章を与えるべきだと訴える。しぶしぶ調査を開始したハフマンであったが、元軍人たちの証言を聞いていくうちに大きく心が動かされていく。
解禁となった本編映像は、調査を続けることを決意したハフマンが同僚との会話シーンだ。ブラッドリー・ウィットフォード演じるスタントンから、次の仕事について訊かれたハフマンは、「名誉勲章の件が」と返答する。自分同様に上昇志向だと考えていた同僚は、「もう忘れろ。近いうちに別の仕事を任される」と、調査を打ち切るように進言し、「次官補の話は本当だ。出世したいんだろ」と畳みかける。だが、退役軍人たちの証言に大きく心を動かされたハフマンは「勲章の件を続ける」とキッパリ。元軍人たちの証言によって、戦場でのピッツの並外れた勇気を知ったハフマンは、知られざる英雄の名誉のために、そして残された家族や彼に救われた軍人たちの願いを叶えるために、難題山積の調査に猛進していくことになる。
去る2月5日に急逝したクリストファー・プラマー、2019年に夭逝ピーター・フォンダの遺作となる本作には、ウィリアム・ハート、エド・ハリス、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・サヴェージらが顔を揃え、見応え充分の演技を披露している。
なぜ名誉勲章授与は30年以上も却下され続けたのか。その真実を探るハフマンの前に、巨大な陰謀が待ち受ける。
監督・脚本:トッド・ロビンソン 出演:セバスチャン・スタン、クリストファー・プラマー、ウィリアム・ハート、エド・ハリス、サミュエル・L・ジャクソン、ピーター・フォンダ、ジェレミー・アーヴァイン、ダイアン・ラッド、エイミー・マディガン、ジョン・サヴェージ
2019年/アメリカ/英語/カラー/116分/原題:The Last Full Measure 配給:彩プロ
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