2021年は40作品のNetflixオリジナル作品が配信予定
最初に登壇したのは、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記と、Netflixアニメ チーフ・プロデューサーの櫻井大樹。Netflixオリジナルアニメの最新情報が発表された。2021年、Netflixオリジナルアニメは昨年の倍にあたる約40作品が配信予定。その中から注目の3作品が紹介された。
まず紹介されたのは完全新作アニメ『Yasuke』。同作の舞台は“メカと魔法が入り交じる群雄割拠の戦国時代”。浪人弥助が、謎の力を持つ少女・サキを闇の勢力から守るために再び刀を手に取り戦う“ファンタジー時代劇”だ。アニメ好きが高じて日本に移住したラション・トーマス監督と、飛ぶ鳥を落とす勢いの制作スタジオ・MAPPAが組んだ、Netflixオリジナルアニメシリーズ『Yasuke』は4月29日全世界独占配信。
続いて紹介されたのは、こちらも完全新作となる『エデン』。同作は2体のロボットに育てられた少女・サラが世界に立ち向かうSFファンタジー。本日配信日が5月27日であることが発表され、映像も解禁された。同作はインターナショナルな制作体制が敷かれており、台湾の制作会社や中国の美術会社、オーストラリアの作曲家が参加している。世界中のクリエイターが結集した、Netflixオリジナルアニメシリーズ「エデン」は5月27日全世界独占配信。
3本目に紹介されたのは、累計発行部数600万部を超える人気コミックのアニメ化『週末のワルキューレ』。人類存亡をかけた、全世界の神代表と人類代表によるタイマン13番勝負が繰り広げられる。本日は沢城みゆきをはじめ、黒沢ともよ、関智一、緑川光ほか豪華声優陣の参加が発表された。格闘アニメは非常に人気が高いとのことで、櫻井からは「アクションに満ちた作品は今後もやっていきたい」との言葉もあった。Netflixオリジナルアニメシリーズ『週末のワルキューレ』は6月全世界独占配信。
ネトフリアニメ主演声優が作品の魅力を紹介
続いて、注目作の主演声優たちによるクロストークが行われた。司会は引き続き吉田がつとめ、『極主夫道』から津田健次郎、『エデン』から高野麻里佳、『バイオハザード:インフィニット・ダークネス』から森川智之が登壇し、それぞれの作品の魅力やエピソードについて語った。
元極道の主人公・龍が結婚を機に主夫業にまい進する姿を描いた『極主夫道』。ツッコミどころ満載のPVを観た森川と高野は思わず笑顔に。「クライアントに絡む主人公初めて観た!」(森川)、「(主人公・龍は)ギャップ萌えの塊。こんなお父さん欲しいです!」(高野)とそれぞれコメント。主人公・龍を演じた津田自身は「めちゃめちゃ面白い作品です。現場でもみんなゲラゲラ笑っていました。それに、主ふ業について学べることも結構多いんです」と作品の魅力を紹介した。
『エデン』では、主人公サラ役の高野がゼロ役の山寺宏一から得た学びを披露。ゼロが飲み物を飲むシーンで、実際に水を飲んで演技する姿を見て「それってやっていいんだ!」と先輩の演技から受けた感動を語った。森川も同様の経験があり、「パンを口の中に含んで話すシーンで、実際に複数のパンで試しながら演技したことがあります」と自身のエピソードを語った。
シリーズ初の連続フルCGアニメーション作品『バイオハザード:インフィニット・ダークネス』。主人公・レオンを演じた森川はPVに触れながら「クレアがいる洋館や、レオンがいたホワイトハウスだけでなく、ワールドワイドな世界を舞台にした作品なのでそこも楽しみにしてもらいたいです」と作品の見どころを紹介。また、同作の時系列がゲーム『バイオハザード4』の数年後であることも明かされた。ゲーム好きでも知られる高野は同シリーズもプレイしているとのことで「(自身がプレイヤーではないので)心の余裕をもってレオンを見守れる」と同作がアニメーション作品ならではの喜びを語っていた。