故ブルース・リーが原案を担当した格闘アクション「サイレントフルート」がTVリミテッド・シリーズになる模様。
「サイレントフルート」は1973年に亡くなったブルース・リーと彼の弟子でもあった俳優ジェームズ・コバーン、そして「夜の大捜査線」でオスカーを受賞した脚本家スターリング・シリファントが共同で原案を手掛け長年温めていた企画。78年にデヴィッド・キャラダイン主演、リチャード・ムーア監督で一度映画化されている。(原題「Circle of the Iron」)
デストピア的な未来を舞台に伝説の戦士の秘伝書を巡る物語で、主人公はその秘伝書を求めて修行の旅に出るが、彼はその旅先で盲目の武術家と出会う。哲学的な側面もあるストーリーだった。
ヴィン・ディーゼル主演の「ブラッドショット」の製作を手掛けた香港出身の製作者ジェイソン・コタリがこのたび本作の全権を取得し、ジョン・フスコが脚本と製作を担当したリミテッド・シリーズになるという。
「ほぼ半世紀もの間手つかずのままだったにもかかわらず、本作は今日の画期的なテーマを伝えています。ブルースの人生とキャリアを綿密に研究してきた私は、最高の才能を結集して、ブルースの多くのファンのために本作を作り、彼を称えることに尽力したい」とコタリは語っている。