「私に敬意(リスペクト)を払って!」女性の心の内を代弁する名曲
映画デビュー作『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞受賞という快挙を成し遂げ、歌手としてもグラミー賞を制したジェニファー・ハドソンが、その圧倒的な歌声と演技力で主演を務める話題作がついに日本上陸!ジェニファーが演じるのは、ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」の第1位にも選ばれたソウルの女王アレサ・フランクリン。
今回の映画化にあたっては、アレサ本人が生前にジェニファーを指名し、この運命的なキャスティングが実現。『ドリームガールズ』でジェニファーがオスカーを手にした直後から、長期間にわたりプロジェクトを進めてきた待望のエンターテインメント大作がついに公開される。
この度、ジェニファー・ハドソンが映画のタイトルでもあるアレサの代表曲「Respect」を熱唱するシーンが解禁に!
解禁となった本編映像は、1968年にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたライブでの「Respect」歌唱シーン。ジェニファーのパワフルな歌声とパフォーマンスに胸躍る映像となっている。当時を完璧に再現したアレサの衣装やヘアメイクのディティールにも注目。
数多くあるアレサの代表曲の1つである「リスペクト」。亭主に対し「家庭を守る私に敬意を払って!」と歌い、女性に対する“リスペクト”を求めるこの曲は世界に広く知られているが、実は既存曲のカバーであることは知らない人も多い。
オリジナルは「アメリカを代表する天才ソウル・シンガー」と言われた黒人男性歌手オーティス・レディングの曲で、汗水流して労働し帰宅した男が妻に対して「家では敬意を払ってくれ」と懇願する内容の歌詞だった。それをアレサが大胆に女性視点でアレンジし、今日まで歌い継がれるフェミニズムの象徴的な応援歌に!
当時、全米チャートではR&B/ポップともに1位、初のグラミー賞受賞曲にもなり、オーティス本人も「あの娘に曲を奪われたよ」と舌を巻くほどの大ヒットとなった。ちなみに映画『ブルース・ブラザーズ2000』(98)にアレサが出演した際にはリメイク版を披露。さらに、先月発表されたばかりのローリング・ストーン誌が選ぶ「歴代最高の500曲」では、ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ニルヴァーナ、ボブ・ディランらの名曲をおさえて「Respect」が第1位に輝いた。
実生活では夫テッドの束縛に耐えながら、ステージ上ではそんな悩みも吹き飛ばし、歌詞のとおり自由を歌うアレサ。本編ではこの「Respect」誕生シーンも描かれており、さらにこの彼女のパフォーマンスで胸を熱くさせる展開となっているので、ぜひ劇場の大きなスクリーンで体感してみたい。
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