ジョン・カーペンター監督の特集上映「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」が、2022年1/7 (金)から1/27(木)の3週間限定で、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺にて開催される。今回、同特集で上映される『ニューヨーク1997』『ザ・フォッグ』『ゼイリブ』のVHS風ビジュアルが解禁された。

画像1: 「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」より大島依提亜氏が手掛けたVHS風ビジュアルが公開!
画像2: 「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」より大島依提亜氏が手掛けたVHS風ビジュアルが公開!

今回公開されたビジュアルのデザインを手がけたのは『ミッドサマー』、『デッド・ドント・ダイ』、『サスペリア』などのビジュアルを手掛けてきた名手、大島依提亜氏。『ニューヨーク1997』では、倒れた自由の女神像が目を引き、スネーク(カート・ラッセル)をアイコン的存在としてレイアウト。『ザ・フォッグ』では、殺人霧が迫るその瞬間を捉え、“絶叫クイーン”ことジェイミー・リー・カーティスの今にも叫び出しそうな表情がインパクト大だ。

『ゼイリブ』のビジュアルには、サングラスをかけると突如現れるドクロ顔のエイリアンが、でかでかと登場!一度見たら忘れられないこのエイリアンを描いたのは、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』、『戦場のメリークリスマス』、『愛のコリーダ』でビジュアルのイラストを描きおろしたイラストレーター、サイトウユウスケ氏。地球を偵察にきた宇宙船や後ろのサブリミナル看板にも注目だ。

あわせて、自身もジョン・カーペンターの大ファンだという大島氏からコメントが到着。「虐げられた人々が都市ごと巨大な壁で分断される/巨大なビルボードに同じ言葉が必要に繰り返される/ワールドトレードセンターに飛行機が…/何か良からぬものが蔓延し、それが何かはよくわからない/すぐ隣にいるこの人もすでにアレかもしれないと疑心暗鬼になる。これらすべてはジョン・カーペンターがかつて作った映画の中の出来事である。」と、カーペンターへの思いを語った。

今後もレトロスペクティブ2022を盛り上げるお祭り企画は続々発表されるとのこと。期待して待とう。

「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」は1月7日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町/新宿武蔵野館/UPLINK吉祥寺にて3週間限定公開。

『ニューヨーク1997』
© 1981 STUDIOCANAL SAS - All Rights Reserved.

『ザ・フォッグ』
© 1979 STUDIOCANAL All Rights Reserved.

『ゼイリブ』
© 1988 STUDIOCANAL S.A.S. All Rights Reserved.

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