『レッド・スパロー』のジェニファー・ローレンスが、米医療会社セラノスの成功と破滅を描く映画『悪い血』Bad Blood に主演する。
監督・脚本は、彼女と『ドント・ルック・アップ』で組んだアダム・マッケイ。ジェニファーは製作にも参加する。原作は、日本でも翻訳が刊行されているジョン・キャリールーによるピュリッツァー賞受賞のルポルタージュ『BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相』。
映画は、革新的な血液検査技術により一滴の血であらゆる病気を調べられると虚偽の主張をし、医療ベンチャービジネス会社セラノスを立ち上げた、エリザベス・ホームズを描くもの。ホームズは2003年にスタンフォード大学を中退して同社を設立。会社はシリコンバレーで最も注目を集め、評価は90億ドルになったが、2015年に血液検査装置の虚偽が発覚し、2018年に会社は解散した。
映画の製作はアップル・スタジオズ、レジェンダリー・ピクチャーズ他。