ジョー・ライト監督が壮大なスケールで再構築し、豪華スタッフ&キャストと共に完成させたロマンティック・ミュージカル『シラノ』が第79回ゴールデングローブ賞で最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル部門)、最優秀主演男優賞(同部門)の2部門にノミネートされた。
主人公の剣豪にして詩人のシラノを演じるのは、HBO制作のテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でエミー賞やゴールデングローブ賞などに輝いた実力派俳優ピーター・ディンクレイジ。さらに、シラノの親友であり思い人であるヒロイン、ロクサーヌを『マグニフィセント・セブン』(16)などで知られる注目の若手女優ヘイリー・ベネットが、ロクサーヌが片思いをする口下手なクリスチャンをケルヴィン・ハリソン・Jr.が務めている。
いよいよ映画賞レースのノミネーションが発表され始める中、アカデミー賞の前哨戦ともいえる第79回ゴールデングローブ賞では最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル部門)、最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門:ピーター・ディンクレイジ)の主要2部門にノミネートされた。
その他、先日発表となった第26回サテライト賞では「作品賞(コメディ/ミュージカル)・主演男優賞(コメディ/ミュージカル)・衣装デザイン賞」などの主要部門、ハリウッド映画批評家協会賞では「主演男優賞、主題歌賞、コメディ/ミュージカル映画賞」、ラスベガス映画批評家協会賞では「主演男優賞、主題歌賞、脚色賞」その他にも続々ノミネートを果たしている本作。また、デトロイト映画批評家協会賞では、作品賞・主演男優賞(ピーター・ディンクレイジ)の見事主要部門を受賞。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、徐々にレビュー数が増えるにつれ評価も上昇しており、期待がさらに高まっている。
© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.