もしスタン・リーにこの映画のカメオ出演をお願いするなら?
最新作が公開されるたびに全世界に大きな熱狂を巻き起こすマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)。この世界を作り上げたうちの一人が、いまなお多くのファンの心をつかむアメコミ界の巨匠スタン・リーだ。スパイダーマンに限らず多くのヒーローを生み出し、これまで多くのマーベル作品にカメオ出演してきたスタン・リーだが、彼の誕生日である12月28日に、本作の製作を務めた二人のプロデューサー、エイミー・パスカルとケヴィン・ファイギがファンに向けて語るインタビュー映像が解禁された。
インタビューでは、「もしスタン・リーにこの作品のカメオ出演をお願いするなら、どのシーンですか?」と問われ、これまですべての「スパイダーマン」シリーズに携わってきたエイミー・パスカルは「まだお見せしていないラストシーンに出てほしかった」と即答。一方で、この質問を想定していなかったというマーベルの社長でもあるケヴィン・ファイギは「スタンが亡くなったことは今も信じられない。どの場面でもいいからカメオ出演してほしかった」と話す。
一方で「ある意味スタンは、全シーンに存在している」と語り、エイミーも大きくうなずく様子が。スタン・リーと共にスパイダーマンを生み出し、2018年に亡くなったスティーヴ・ディッコのスピリットもこの作品のすべてのコマに入っている、と二人はリスペクトする。長年マーベル作品に関わってきた二人のプロデューサーだからこその愛溢れる回答となっている。60年前にスタン・リーとスティーヴ・ディッコの2人により生み出され、今なお全世界で愛されるスパイダーマンが本作でどのようなシリーズ<最終章>を迎えるのか。エイミーが語るラストのシーンも、スタン・リーの存在を感じながら注目してほしい。
世界中に正体が開かされてしまったピーター・パーカー。ピーターがスパイダーマンだという記憶を人々から消すために、危険な呪文を唱えたドクター・ストレンジ。その結果、マルチバースの扉が開かれ、過去シリーズのヴィラン達がスパイダーマンに襲い掛かる!最大の危機に晒されたピーターの「僕の責任だ。全員は救えない」という台詞の果てに、彼が下す選択とは――。今、ここに全ての運命が集結する!
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
・監督:ジョン・ワッツ ・脚本:クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ ・製作:ケヴィン・ファイギ、エイミー・パスカル
・出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ファヴロー、ジェイコブ・バタロン、マリサ・トメイ、アルフレッド・モリーナ、ウィレム・デフォー、ジェイミー・フォックス
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