ジェフリー・ライト、エドワード・ノートン、シアーシャ・ローナン、ウィレム・デフォーら登場
突如急死した編集長の追悼号のため、個性豊かな記者たちによる選りすぐりのストーリーが描かれる本作。映画の最後に描かれる第三話「警察署長の食事室」のストーリーについて紹介する本映像は、ジェフリー・ライト演じる食を愛する博識家の記者ローバック・ライトが、リーヴ・シュレイバー演じる司会者とともにトークショーに出演し、“千発パンチ”と名付けられた珍事件を語るカットから映し出される。
警官としても優秀で、さらにはアンニュイ警察署長(マチュー・アマルリック)のお抱え天才シェフでもあるというネスカフィエ(スティーヴン・パーク)を取材するため、署長の食事室に招かれたローバック。しかし、魅惑の食事タイムは署長の一人息子が誘拐されたことで大騒動へと発展!激しい銃撃戦とカーチェイスが勃発し、最後には大爆発!?
衝撃の展開に続いて、ウェスらしい遊び心に富んだ演出のひとつとしてアニメーションもカットインするほか、次から次へと現れるキャラクターには、エドワード・ノートン、シアーシャ・ローナン、ウィレム・デフォーといった名優たちがキャスティングされ、観客の想像を華麗に裏切る大展開が巻き起こる!ラストでは、編集長のアーサー(ビル・マーレイ)が、そんなローバックの記事原稿を読みながら「名シェフの話では?」と、ふと冷静になるなど、クスっと笑える仕上がりとなっている!
複雑でありながらも、完璧に構成された4本の短く濃厚なストーリーが雑誌をめくるかのように飽きることなく展開されていく本作。“短編のオムニバス映画を撮ることが長年の夢”と語っていたように、本作で新たな試みを行ったウェスだが、これまでウェスの作品に何度も出演してきた常連キャストのエイドリアン・ブロディは「『フレンチ・ディスパッチ』は名監督による傑作だと言えます。監督の進化を間近に観られたことも素晴らしい経験です。いろんな意味で画家の成長に似ていると思います。より深く、より鮮やかな成長です。どの1コマにも、真の芸術家の魂がこもっています」とウェスが新境地に挑んだ本作を大絶賛。
本映像のストーリーにも出演したジェフリー・ライトも「この映画では、どこか、雑誌のページを見ているような気になります。鮮やかに細部が描かれていて、文字やセリフにも念入りな注意が払われています。それだけではなく、ストーリーの巧みな構成とその入れ子構造も秀逸です」と語っており、数々の名作を生み出してもなお、新しい閃きで映画ファンを感嘆させるウェスの最新作の仕上がりにますます期待が膨らむ。
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