毎年アカデミー賞の前日に行われる、ワースト映画に贈られる賞=ゴールデン・ラズベリー賞、通称ラジー賞の第42回各部門の受賞者、受賞作品が2022年3月26日(現地時間)発表された。

今回最低作品賞に選ばれるという不名誉を獲得したのはネットフリックス作品『ダイアナ:ザ・ミュージカル』で、ほかに最低主演女優賞、最低助演女優賞、最低監督賞、最低脚本賞の5部門で最多受賞になった。次いでレブロン・ジェームズの最低主演男優賞のほか、最低スクリーンカップル賞、最低リメイク、パクリ映画、続編賞の3部門を『スペース・プレイヤーズ』が受賞。ほかに助演男優賞には『ハウス・オブ・グッチ』のジャレッド・レトが選ばれてしまった。
また今回、アカデミー賞で主演男優賞の最有力候補になっている『ドリームプラン』のウィル・スミスが名誉挽回を意味するラジー贖罪賞を特別受賞している。
受賞結果は以下の通り。

最低作品賞
『ダイアナ:ザ・ミュージカル』
最低主演男優賞
レブロン・ジェームズ(『スペース・プレイヤーズ』)
最低主演女優賞
ジーナ・デ・ヴァール(『ダイアナ:ザ・ミュージカル』)
最低助演男優賞
ジャレッド・レト(『ハウス・オブ・グッチ』)
最低助演女優賞
ジュディ・キー(『ダイアナ:ザ・ミュージカル』)
ブルース・ウィリスの2021年度作品の最低演技賞
ブルース・ウィリス(『コズミック・シン』)
最低監督賞
クリストファー・アシュレイ(『ダイアナ:ザ・ミュージカル』)
最低スクリーンカップル賞
レブロン・ジェームズとワーナーのアニメキャラ(またはタイム・ワーナーの商品)(『スペース・プレイヤーズ』)
最低脚本賞
『ダイアナ:ザ・ミュージカル』
最低リメイク、パクリ映画、続編賞
『スペース・プレイヤーズ』

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