現地時間2022年3月27日に行われたアカデミー賞授賞式で、式の途中、プレゼンターのクリス・ロックに平手打ちをしたウィル・スミスに対し、式を主宰した映画芸術科学アカデミー協会は何らかの処分を行う意向を示している。

スミスは壇上でロックが、夫人のジェイダ・ピンケット・スミスの容姿に関してジョークを言ったことに激怒。ロックに歩み寄って平手打ちをしたもの。ロックは映画に関するジョークと弁明したが、さらにスミスは着席後も罵声を浴びせた。
これに関してスミスは後日、ロックに対して謝罪を表明し、アカデミー協会やほかの候補者、ファンにも謝罪していた。

ただ協会側はことの重大さを見過ごすことはできなかったようで、スミスに対して協会からの脱退処分、会員権利の一時停止などを行うかもしれない。4月中旬の理事会でこうした制裁に関する会議を行う予定の様子。その前にスミスに行為に及んだ経緯を釈明する機会も与えられる模様。

またこの事件後、式中にスミスのエージェントに対して協会は彼の退席を求めたが拒否されたことも改めて発表された。夫人のジェイダは『今は癒しの時』というコメントを発している。

一方のロックは授賞式後、初めての仕事となるボストンでのライブショーで満員の観客からスタンディングオベーションで迎えられ『週末はどうだった?ぼくは何があったか処理している最中』と事件のことを簡単なジョークで触れた。

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