1960年代のイタリア映画を中心に活躍し、日本でも一世を風靡した女優カトリーヌ・スパークが2022年4月17日ローマの病院で死去したことが報じられた。享年77。
ベルギー出身の両親を持ち、フランスで生まれたカトリーヌは60年のフランス映画『穴』でデビュー。『太陽の下の18歳』（62）『狂ったバカンス』（62）『禁じられた抱擁』（63）『ダンケルク』（64）『輪舞』（64）『ホテル』（67）『夜は盗みのために』（68）『女性上位時代』（68）『火曜日ならベルギーよ』（69）『痴情の森』（69）と主に60年代のイタリア映画、フランス映画に出演し、人気を博した。その後テレビ出演やタレント活動にシフト。2020年に脳出血で倒れ、体調を崩していたという。
ちなみに伯父はベルギー首相を務めたポール・アンリ・スパークという政治家一族の出身。4回結婚し、2人の子供がいる。
