4月19日から始動したAKB48の新チーム体制。その第一弾となる倉野尾チーム4「サムネイル」公演に続き、田口愛佳がキャプテンを務める新チームKの「逆上がり」公演が4月25日、初日を迎えた。 「これからどんどん成長していくんじゃないかなって可能性を感じた」と語った田口。初日公演はその言葉を裏付ける、アクセル全開のステージとなった。
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田口愛佳、市川愛美、髙橋彩音、下口ひなな、服部有菜、茂木忍、山内瑞葵、山邊歩夢の8名での初日となった、田口チームK「逆上がり」公演。
『掌』で幕を開けると、『逆上がり』『否定のレクイエム』『その汗は嘘をつかない』とアップテンポなナンバーで序盤を飾り、元気いっぱいのパフォーマンスを披露。

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続くパートでは、田口、市川、下口、茂木の4名がクールなダンスナンバー『エンドロール』を披露すると、劇場内の雰囲気は一変。その後も髙橋、山邊が可愛さ全開で『わがままな流れ星』をデュエット、市川、髙橋、田口は『抱きしめられたら』でセクシーに魅了するなどユニット曲が続く。山内は『虫のバラード』をソロで歌い上げ、まっすぐな歌声で魅了した。

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後半は、『海を渡れ!』『街角のパーティー』など3曲をノンストップで披露。MCでは、山内が「とむ(武藤十夢)さんが夜遅くに振付の練習に付き合ってくれて惚れちゃいました。こんな先輩になりたいなと思いました」とレッスン時のエピソードを語り、キャプテンの田口も「チームKは自主性のあるメンバーが多い」とチームの印象についてコメント。下口、茂木を中心に和気あいあいとしたトークで場内の笑いを誘い、本編最後の『ファンレター』では、全員で力強い歌声を届けた。

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アンコールが開けると、『不義理』『ハンパなイケメン』と気迫のステージが続き、場内の熱気は最高潮に。最後は『To be continued.』を全員で歌唱して公演は幕を閉じた。圧倒的な熱量と抜群のチームワークで魅せた田口チームK「逆上がり」公演。この日、誰もが可能性を感じたに違いない。
今後の新チーム公演初日は、4月29日(金・祝)に浅井チームB「アイドルの夜明け」公演、5月11日(水)に向井地チームA「重力シンパシー」公演を予定している。

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(以下、公演前の記者会見にて)

──初日公演を迎えての感想は?

茂木「私はチームKになってから結構歴が長いんですけど、初めて「逆上がり」公演をやらせていただくことになりました。難しい曲がたくさんありまして、振り付けを先生に教えてもらった時には、一番劣等生で全然覚えられなくて、初日に立つビジョンも全く見えてなかったんですけど、チームKみんなの力を借りて、教えてもらって、初日しっかりと踊ることが出来ました。「逆上がり」公演はすごく楽しいので、これから来てくださる皆さんと楽しんでいけたらなと思っています」

田口「最近のチームKは「RESET」公演と「最終ベルが鳴る」公演を繰り返していた印象があったので、“昔のチームKを新たなチームで出来たらいいな”っていうのを込めて、“「逆上がり」公演をやろう”って決めたんですけど、私もレッスンがすごく大変で。振り付けも難しいし、“キャプテンだからちゃんと踊ろう”とか思ったんですけど……。それこそ『エンドロール』は、もともとチームKにいた茂木さんと愛美さんとひななさんと私でやらせてもらってるんですけど、正直それはすごく大変で。でも、初日を迎えて、みんなと一体感のあるパフォーマンスが出来た気がしてて、これからどんどんどんどん成長していくんじゃないかなって可能性を感じました」

山内「私は組閣が初めてだったし、ずっとチーム4として活動していたので、チームKは雰囲気が全く違いますし、“私って馴染めるのかな……”とかすごく考えていたんですけど、レッスンをたくさんして、こうして初日を迎えた時に、チームKの温かさをすごく感じて。皆さん、本当に優しく接してくださるし、明るくハッピーな気持ちになれるので、これからこの公演を続けるのが楽しみです。個人的にはこの公演では『虫のバラード』を任せていただいてまして。自分にとっては研究生公演以来のソロ曲なんですけど、研究生でやっていた時もそのソロ曲がきっかけでたくさんの方に知っていただくようになったので、この公演でも『虫のバラード』でまた新しい自分をお見せできたらいいなと思っていますし、この公演を通してもっともっと成長して、表現とかを磨いていけるように頑張れたらなと思います。そして、田口チームKを盛り上げていけるように頑張れたらなと思います」

髙橋「私もチーム4からチームKという、雰囲気が違うっていう感じの組閣だったんですけど、カッコいい曲とかセクシーな曲とかがちょっと苦手なので、ちょっと不安だったんです。でも、レッスン中に“みんなでここはこうしようよ”って言ってくださったり、その雰囲気がすごくいいなと思って。”頑張ろう!”って明るい気持ちになりました。あと、通しリハの時に、武藤十夢さんが『抱きしめられたら』を“もっとセクシーにしていいよ”とかたくさんアドバイスをくださったり、“みんなでよくしていこう”という雰囲気がすごくあって。私もどんどん研究して、チームKがどんどん良くなっていけるように少しでも力に慣れたらいいなと思いました。今日はメンバーみんなと目を合わせて、笑顔でたくさん歌えて、本当に楽しかったです」

下口「私は(AKB48に)入った時からチームKなんですけど、「最終ベルが鳴る」「RESET」公演と続いてきて、初めての「逆上がり」公演で。10年ぶりの「逆上がり」公演。ファンの方も知らない曲とか、まだまだ知らない魅力とかを、これからたくさん田口チームKで見せられたらいいなと思いました。私はチームを変わったことが一度もないから、チームKに来るメンバーを迎え入れる人として、毎回、“どんなチームになるんだろう!?”とすごく楽しみにしているんですけど、今回の田口チームKは、今まで経験したことがない感じのチームになるんじゃないかなってドキドキ、ワクワクしているので、今までのチームKの固定概念をぶち壊してほしいなって思います。私はその固定概念でしか生きて来なかったので、新しいチームKを一緒に作っていけたらいいなって思います。自分らしく、このチームで個性を活かしていけたらいいなって思います」

服部「私はずっとチームBで4年間活動していて、“自分は絶対チームKじゃないだろうな”って思っていたし、ファンの方にもそう言われたので、最初はすごく不安だったんですけど、リハに空気感が温かかったり、先輩・後輩関係なく“ここはこうじゃないですか”とか意見を言える団結力というか、それもすごくいいなと感じていて。私は歌もダンスも得意じゃないので、意見を言えるとかじゃないんですけど、そういう先輩方と後輩の姿を見ていて、自分もしっかりした人になりたいなって改めて思ったので、チームKで活動してそんなに月日が経っていないんですけど、学ぶことが多くて、すごくいいチームだなって思っています。チームKは〈青春〉な曲が多いなって思ったので、もっとみんなと目を合わせて楽しみつつ、いい日々を送れたらいいなって思います」

市川「「逆上がり」公演は、セクシーな曲だったり、カッコいい曲だったり、『ハンパなイケメン』みたいなチャラ男な曲もあって、いろんな一面が見られると思います。もともといたチームKのメンバーは、結構はっちゃけてるなって感じがあったんですけど、新しく来たメンバー、ずっきーとかはもっともっとふざけられると思うし、歩夢ちゃん、彩音ちゃんとか可愛い系の子たちももっとふざけて、今まで見たことがないメンバーの一面を、この公演を通して見せていけたらなと思います」

山邊「私はチームBからチームKに来て、空気感も全然チームBとは違ってすごく不安だったんですけど、先輩の皆さんがいつも話しかけてくださって、不安を取り除いてくださって、優しいなって思いますし、公演自体もこんなに激しくことがチームBではなかったんです。体力なさ過ぎで大変なので、これから体力を増やして、“「逆上がり」公演を誰よりも元気で踊り切れるように頑張ろう”と思いました」

──レッスン中の印象的な出来事があったら聞かせてください。

下口「私は『街角のパーティー』のレッスンが一番楽しかったです。間奏の振り付けをみんなで揃えるのが印象的だったなって思います」

田口「『海を渡れ!』という旗を使う楽曲があるんですけど、振り入れが本当に誰も覚えられなくて、茂木さんとか”ちょっと待ってください”って……」

茂木「そうそうそう。“ちょっと待って。もう一回言ってください”って(笑)」

田口「もっと難しそうな曲もあったんですけど、意外に『海を渡れ!』がみんな一番苦戦したんじゃないかなって」

茂木「私が印象的だったのは、『海を渡れ!』で旗を使うってなった時に、愛佳が旗の位置を”ここなのか、ここなのか、ここなのか”ってすごく細かく確認しているのを見て、今回のAKB48のシングル(『元カレです』)のレッスンがすごく厳しかったっていう話を聞いていたので、”あ、その流れがチームBにも……”って(笑)、ちょっとビクビクしていました。でも、そのおかげで揃えたりすることが出来て、成長したんじゃないかな、いい影響を送ってるんだなって思いました」

山内「私は、今回の公演は茂木さんと一緒の歌割が多かったり、シンメが多かったんです。茂木さんは“ここの位置何番だっけ?”とか、”ここの歌割ってこうだっけ?”とか(私は)後輩だけど聞いてくれて……。

茂木「全然覚えてないみたいじゃん!(笑)」

山内「それで仲良くなれた気がして、嬉しかったです」

茂木「頼りにしてるよ。間違えないでね、私も間違えちゃうから(笑)」

山内「チーム4の時は、本当にみんな静かだったから、こんなにまだ短い期間なのに、こうしてメンバーと話せているのはすごく嬉しいなって思います」

──新たに一員となるメンバーが教えてほしい、チームKならではの決まり事はありますか?

田口「すごいなって思ったのは、チームAにいた時は(先輩は)横山(由依)さん、みゃお(宮崎美穂)さん、れなっち(加藤玲奈)さんとかいらっしゃったんですけど、差し入れが来ても“あ、ありがとうございます。……”だったんですけど、チームKの先輩方って、茂木さんとか“差し入れー!”って(笑)」

茂木「チームKは、下手すりゃ全部かっさらわれているんで。目を離した隙に差し入れが全部無くなっちゃう場合が多いので。早く自分の名前を書かないと無くなるので、気をつけてください」

下口「てか、名前が書いてあっても食べられる」

全員「えーっ!!」

茂木「いざとなったら〈峯岸(みなみ)〉とか書いておく。そういう裏技もチームKには存在しているので、使っていってください」

全員「へぇ〜」

下口「あと、チームKは公演が終わってから帰るのがめっちゃ早い。ゆっくり支度をしていると、先輩たちが“まだですかー?"って言うから早めに」

茂木「すっごく嫌なチームに見えてないかな?(笑)」

──「逆上がり」公演を選ばれた理由に、どういう想いでチームを引っ張っていこうという覚悟が込められているのですか?

田口「ひななさん、茂木さん、愛美さんとかはチームKの印象が私の中にすごくあって、だからこそ、また新しく田口チームKとして始まるってなった時に、そのメンバーも新しい一面をファンの方に見せられるような公演をやりたいなってまず思っていて。「逆上がり」公演は10年以上前にやっていた公演なので、誰も出ていないというのがあったり、振り入れをする時に経験しているメンバーだと“これ知ってるからいいや”とかなっちゃったりするのって、AKB48あるあるなんですよ。みんながやったことない公演だったら、みんなレッスンに参加するから、“みんなが仲良くなれるな”とか思って。いろいろ候補はあったんですけど、ユニット曲とかでみんなの個性的な色が出てくるなっていうのだったり、ちょっと青春ぽく、でも大人っぽい雰囲気もある「逆上がり」公演が一番合ってるなと思って、私はこの公演を選ばせていただきました」

──田口さんの新キャプテンとしての印象を聞かせてください。

山内「同期からキャプテンが誕生して、私自身もすごく嬉しいです。田口チームKが始まってから、愛佳自身がまず忙しくて。最初はレッスンとか一緒に出来なかったから、”どうなっていくんだろう……”って思ってましたけど、愛佳が合流してから、忙しい中でも、公演の立ち位置とか歌割で変更が出た時に、端っこで黙々と、みんなが練習している中一人で、その次にスムーズに進めるように考えてくれたり。忙しい中でも努力して、みんなを裏でも支えてくれるし、こういう表でも、後輩だけど“ここの振りは”とか積極的に声をかけてくれたり。今日も、昨日の通しリハを見て思ったことを全部まとめてくれて、みんなに伝えてくれたりして、本当に表でも裏でも支えてくれるキャプテンだなって感じました。ついていきます!」

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公演名:田口チーム K「逆上がり」公演
日時:2022年4月25日(月)18:30開演
会場:AKB48劇場
出演:田口愛佳・市川愛美・髙橋彩音・下口ひなな・服部有菜・茂木 忍・山内瑞葵・山邊歩夢

<セットリスト>
-- Overture
01 掌/ALL
02 逆上がり/ALL
03 否定のレクイエム/ALL
04 その汗は嘘をつかない/ALL
05 エンドロール/市川・下口・田口・茂木
06 わがままな流れ星/髙橋・山邊
07 愛の色/下口・服部・茂木・山内
08 抱きしめられたら/市川・髙橋・田口
09 虫のバラード/山内
10 フリしてマネして/ALL
11 海を渡れ!/ALL
12 街角のパーティー/ALL
13 ファンレター/ALL
〜アンコール〜
E1 不義理/ALL
E2 ハンパなイケメン/ALL
E3 To be Continued./ALL

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