特別なサンドイッチで表現していたこととは?
映像では、製作のギャリン・サスマンや、バズの声優クリス・エヴァンスが、肉でパンを挟むサンドイッチが生まれたエピソードについて語っている。この特別なサンドイッチは、バズが時空を超える旅を重ねたことで、感覚が世間とズレてしまったことを表現するために生まれたとのだという。そして、バズが自分の知っているのとは違うサンドイッチを食べ、「これもイケるな」と発言する。これは、物事をコントロールできない自分を受け入れ、それが間違いではないと知るというバズの成長を表している。
また、仲間と一緒にサンドイッチを食べるシーンは、バズにとって仲間たちが大切な存在に、そしてチームになるきっかけや、任務が人生のすべてではないと気付く起点にもなっている。アンガス・マクレーン監督は「ディズニーのテーマパークで同じサンドイッチを販売してほしい」と語るなど、同場面の大事さが伝わってくる映像となっている。
監督が語る「バズとその声優クリス・エヴァンス」
「この映画を『トイ・ストーリー』と切り離して作りたいと思いました。むしろ前日譚に近いものとして考え、とても映画的な作品にしたいと思っていました。私はバズのことをまったく違うキャラクターとして扱っています・・・クールで、派手さを抑えた、賢明なキャラクターです。クリスの演技はこのキャラクターにピッタリで人を惹きつける力があり、真面目タイプのユーモアセンスを持ち合わせています。言葉では説明できない映画スター的なクオリティが彼にはありますが、それもまた、この堂々としたキャラクターに必要なものでした」とアンガス・マクレーン監督は語っている。
『バズ・ライトイヤー』
デジタル配信中(購入/レンタル)/10月7日(金)MovieNEX発売
© 2022 Disney/Pixar
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン