この90秒予告は、変幻自在な禁断の女・若尾文子の「私のからだ、見たいだけ見ていいのよ」(『赤い天使』より)、しなやかで媚びない女・山本富士子の「遠い所へ行っておしまいますなんて嫌どす…」(『夜の河』より)、気高い孤高の女・京マチ子の「うちがこれからどんなことしようと、なぁんにも言われることあらへん」(『赤線地帯』より)、美しさを極めた男・市川雷蔵の「わしには業がつきまとっている。わしは人の命を奪って生きる!」(『大菩薩峠』より)、豪快で繊細な男・勝新太郎の「やるからには、後へは引けませんよ」(『座頭市物語』より)など、もう一度聞きたい!と思わせる珠玉の名台詞と艶めく声を贅沢に凝縮し、すべての作品を網羅したくなる映像に仕上がってる。
本映画祭の目玉は4K初披露となる8本(増村保造監督・若尾文子主演の『赤い天使』、吉村公三郎監督・山本富士子主演『夜の河』、三隅研次監督・市川雷蔵主演『斬る』『剣鬼』『剣』『大菩薩峠』シリーズ)を加えた28本。鑑賞経験のある方には過去の感動の思い出が鮮やかに蘇り、初鑑賞の方には不朽の名作として脳裏に焼き付けられること間違いなしのラインナップ。
また本映画祭連動企画として、粒揃いの秀作・怪作・超レア作を上映する『Road to the Masterpieces』(1/6〜角川シネマ有楽町にて)も開催。『大映4K映画祭』を見る前の準備として楽しめる。
『大映4K映画祭』『Road to Masterpieces』ラインナップはHPで確認できる。
『大映4K映画祭』2023.1.20(金)〜角川シネマ有楽町、
2023.1.28(土)大阪シネ・ヌーヴォ ほか全国順次開催
「Road to the Masterpieces」2023.1.6(金)~角川シネマ有楽町で開催
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