「大阪発。⽇本全国、そしてアジアへ︕」をテーマにお届けする「大阪アジアン映画祭」。2023年で18 回目となる当映画祭の開催概要が発表となった。

アジアの人々に関連する多彩な映画をラインナップ

今回も、アジアの人々に関連する多彩な映画を、世界または⽇本の他都市に先駆け上映するほか、ポスター展、ワークショップ、ブックフェア、シンポジウムなど映画祭をより楽しでもらえる関連イベントを実施。また、コロナ禍で2020 年から途絶えていたゲストとの交流を再開するほか、上映会場の1つに2022 年春にオープンした大阪中之島美術館が加わる。

作品ラインナップ

スペシャル・オープニング作品、クロージング作品を除いた作品数は48 作品(うち、世界初上映13 作、海外初上映8 作、アジア初上映2 作、日本初上映19 作)、上映作品の製作国・地域は、15 の国と地域(中国、香港、台湾、韓国、ベトナム、タイ、インドネシア、フィリピン、シンガポール、インド、バングラデシュ、フランス、アメリカ、カナダ、日本)となる。
なお、大阪芸術大学在学中の杵村春希監督による初⻑編『カフネ』(インディ・フォーラム部門)や、70 年大阪万博に関連した貴重な短編(特別企画<大阪万博と高橋克雄>)など、大阪に関連する作品も上映される。(作品ラインナップのうち、スペシャル・オープニング作品と、クロージング作品については2 月上旬の発表を予定)

【スペシャル・オープニング作品】 ※作品発表は2 月上旬予定。メイン会場であるABC ホール初日の3 月15 日(水)に上映。【クロージング作品】 ※作品発表は2 月上旬予定。会期最終日の3 月19 日(日)にABC ホールで上映。

【コンペティション部門】 13 作

本映画祭の中核となる部門。ジャパンプレミア以上となるアジア映画(日本映画を含む)およびアジアと深い関係を有する映画を上映。審査委員(3〜5 名予定)により、グランプリ(最優秀作品賞)、来るべき才能賞等が選定される。ラインナップは『黒の教育』(台湾)、「本日公休」(台湾)、『赦し』(日本)、『香港ファミリー』(香港)『ライク&シェア』(インドネシア)、『マックスとミンとミャーザキ』(インド)など全13作。

画像: 『黒の教育』(C)CHARVEST 9 ROAD ENT.

『黒の教育』(C)CHARVEST 9 ROAD ENT.

【特別注視部門】 14 作

まだポピュラーにはなっていなくても、今年、特に注視しておきたい潮流、才能を厳選してピックアップ︕なお、バングラデシュ映画『風』(Hawa)は神⼾⼥学院大学⽂学部英⽂学科の協⼒で、同大学の学⽣が字幕翻訳に取り組む。。

【インディ・フォーラム部門】 9 作

斬新で挑戦的な作品を紹介するインディ・フォーラム部門。『過去を負うもの』『カフネ』など気鋭の監督による作品を上映。

画像: 『カフネ』

『カフネ』

【インディ・フォーラム部門】 《焦点監督:田中晴菜》 2 作

新進気鋭の監督、田中晴菜に焦点を当て、札幌国際短編映画祭入選作『Shall We Love You?』 と、最新作『⽢露』を上映。

画像: 『甘露』

『甘露』

【特集企画】《Special Focus on Hong Kong 2023》 5 作(うち、3 作はコンペ部門と重複)

多様な顔を⾒せる香港映画の現在を特集。<HONG KONG GALA SCREENING>香港特別⾏政区政府駐東京経済貿易代表部(香港経済貿易代表部)の協⼒で、特別上映イベントを⾏う。上映作品は『深夜のドッジボール』など。

画像: 『深夜のドッジボール』

『深夜のドッジボール』

【特別招待作品部門】 2 作

『リメンバー(原題)』(韓国)『子どもの瞳をみつめて』(フィリピン、日本)と、アジアの華やかな話題作を上映する。

画像: 『リメンバー(原題)』(C)2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & MOONLIGHT FILM A LL RIGHTS RESERVED.

『リメンバー(原題)』(C)2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & MOONLIGHT FILM A LL RIGHTS RESERVED.

【協賛企画】《芳泉文化財団の映像研究助成》 3 作

大阪を拠点に、大学院における映像研究への助成事業を続ける芳泉⽂化財団。『動物園のふたり』など2021 年度助成3 作品を国⽴国際美術館で上映する。(入場無料)

【特別企画】《大阪万博と高橋克雄》 3 作

70 年大阪万博のために製作され、オーストラリアの教師と大阪の⼩学⽣の交流を描いた短編や日本館のパビリオンで上映されたアニメーション『ミセス21世紀』など、映像作家の故高橋克雄による貴重な作品を上映。(入場無料)

関連事業

ABC テレビ賞受賞作放映
昨年の第17 回大阪アジアン映画祭でABC テレビ賞を受賞した、⾹港の⻘春映画『はじめて好きになった人』を朝⽇放送テレビ(関⻄圏のみ)にてテレビ放映。⽇程︓2 月17 ⽇(⾦)25:34〜(予定) ⽇本語字幕版

大阪アジアン映画祭ポスター展
大阪アジアン映画祭上映作品のポスターを、会期前に展示。
⽇程︓2 月27 ⽇(月)〜3 月19 ⽇(⽇)
会場︓そねちか(曽根崎地下歩道・JR 東⻄線北新地駅東口すぐ)<過去入選作ポスター展>
⽇程︓3 月3 ⽇(⾦)〜3 月10 ⽇(⾦)
会場︓あべのキューズモールB1 階サーティワン アイスクリーム前<今回入選作ポスター展>
⽇程︓3 月3 ⽇(⾦)〜3 月17 ⽇(⾦)(土⽇除く)
会場︓大阪市役所正面玄関ホール(淀屋橋)<今回入選作ポスター展>

アジア映画ブックフェア
第18 回大阪アジアン映画祭に協賛して、大阪を代表する大型書店「MARUZEN & ジュンク堂書店 梅田店」にてアジア映画ブックフェアを開催。
⽇程︓2 月19 ⽇(⽇)〜3 月26 ⽇(⽇)
会場︓MARUZEN & ジュンク堂書店 梅田店5階 芸術書フロア

大阪アジアン映画祭関連図書展示
過去の映画祭公式カタログやアジア映画に関連した図書の展示等を⾏います。
⽇程︓2 月17 ⽇(⾦)〜3 月15 ⽇(水)
会場︓大阪市⽴中央図書館

映画ワークショップ
「(だいたい)3 時間で映画をつくる︕ ご近所映画クラブ」
児童から成人まで一般市⺠が映像⽂化に親しんでいただけるプログラムです。
⽇程︓3 月5 ⽇(⽇)
会場︓まちライブラリー@もりのみやキューズモールほか

その他、映画祭会期中に、アジア諸国の映画人と共にアジア映画のさらなる可能性について語るシンポジウムなどを予定.

開催概要

■名称︓第18 回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2023)
■期間︓2023 年3 月10 ⽇(⾦)〜19 ⽇(⽇)
■会場︓ABC ホール、シネ・リーブル梅田、梅田ブルク7、大阪中之島美術館、国⽴国際美術館
■料⾦︓1,300 円、⻘春22 切符︓22 歳までの方、500 円 全席指定席 ほか
■販売方法︓梅田ブルク7、シネ・リーブル梅田上映分は各劇場ウェブサイト及び劇場窓口にて販売。ABCホール、大阪中之島美術館上映分は映画祭ウェブサイト及び会場窓口にて販売。
※チケットは3 月5 ⽇(⽇)より上映会場ごとに順次発売開始。料⾦や販売方法等の詳細については、2月以降、映画祭ウェブサイトにてお知らせ。

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