ライル(大泉洋)が孤独な少年のために歌う「Top Of The World(最高の世界)」ミュージカル・シーンを【フル尺】で特別解禁!!
ニューヨークを舞台に<歌うワニ>のライルがその歌で人間と心通わせる様子を、珠玉のミュージカルナンバーと共に描き出す。言葉を話さず、歌だけで想いを伝える主人公<ワニのライル>役に、オリジナル版は世界的シンガーソングライターのショーン・メンデス、日本語吹替版は大泉洋が務め、さらにオスカー俳優ハビエル・バルデムが演じるショーマンの<ヘクター>役に石丸幹二、コンスタンス・ウー演じる少年ジョシュの母親<ミセス・プリム>役に水樹奈々と最高の布陣が実現。
ショーを大失敗させたことからヘクターに捨てられ、“ひとりぼっち”でニューヨークを生きる<歌うワニ>のライル。そのライルの前に現れたのが、ニューヨークに越してきたばかりの、同じく“ひとりぼっち”の少年ジョシュだ。ジョシュも最初はライルを恐れるのみだったが、ライルの思いやりのある歌声と、生き生きと歌い踊る姿がジョシュの恐怖心を吹き飛ばし、やがて一匹とひとりは歌を通してかけがえのない友だちになっていく。
今回解禁された「Top Of The World」が流れるのは、月明かりとネオン輝くブロードウェイの劇場の屋上で、ライルとジョシュが初めて心を通わせる名シーンだ。夜に家をこっそり抜け出したライルとジョシュにとって、そこは二人だけの秘密のステージ。ふたりで過ごすこの場所が、この瞬間が、どんなに最高で素晴らしいか――。ライルはジョシュに向けて、胸高鳴るメロディと夜空に響き渡る伸びやかな歌声で、高揚感たっぷりに伝えていく。
<きっといま 素敵なことが待ってるはず>
<煌めく星たち 君とぼくの空>
<ぼくらだけの宇宙そら>
<今夜 最高の世界 隠れてちゃいられない>
観ている私たちも心掴まれる、ライル役の大泉の伸びやかで柔らかな歌声が印象的なシーンとなっている。
さらに、ライルとショーマンのヘクターによるデュエットソング「Take A Look At Us Now」のシーンもあわせて解禁。幼い頃から一緒に過ごしたライルにとって、ヘクターは歌の師匠であり、親のような存在。本曲はそんなライルとヘクターによる、歌で心を重ねる歓びを歌った“ザッツ・エンタテインメント”なショー・ナンバーだ。
一緒にステージに立つことを夢見て、共に過ごした二人の日々が胸弾むリズムにのせて映し出される。大泉と石丸が高らかに声を重ねるこの曲は、ある時は華やかなショー・ナンバーとして、またある時は哀切の調べとして、ライルとヘクターの関係性や、披露される状況により印象が様変わりするのも見どころのひとつ。
<実感できるかもしれない ライトを浴びながら>
<勝負さ ステップを踏むたび 俺たちを見な>
<ほら 今を見な>
と、ひとたび歌い始めれば、家の中も路上もどこでもステージへと早変わり。お揃いの衣装をこしらえて、いつかスポットライトを浴びるその時を心待ちにして…。ライルとヘクターの出会いをきっかけに、これから何かが始まる予感と、希望に満ちた軽やかで華やかなナンバーとなっている。
■ストーリー
ニューヨーク。ショーマンのヘクターは古びたペットショップで、魅惑の歌声を耳にする。歌っていたのはなんと、一匹のワニだった。ヘクターはそのワニのライルを相棒にしようとするが、ライルのステージ恐怖症が判明し、ショーは大失敗。ヘクターは去り、取り残されたライルはたった一匹、アパートの屋根裏に隠れ住むのだった。ヘクターが残していった音楽プレーヤーを握りしめて…。長い月日が経ったある日、ひとりの少年と家族がライルの潜む家に越してくる。その少年ジョシュもまた、ライルと同じく心に深い孤独を抱えていた。ジョシュを前に再びゆっくりと歌い始めるライル。やがてふたりは、歌を通して心通じ合わせていく……。