物語が進展する重要なシーンの本編プレビューが公開!
舞台は80年代、イギリスの静かな海辺の町マーゲイトにぽつんとたたずむ古ぼけた映画館、エンパイア劇場。そこで働く女性ヒラリー(オリヴィア・コールマン)は、心の病を抱えながら、温かく優しい同僚たちと働いていた。そこに新たなスタッフとして加わったのは、人種差別の風潮の中、強く生きる黒人の青年スティーヴン(マイケル・ウォード)。彼と出会い、彼の明るく前向きな性格に触れ、ヒラリーは少しずつ心を開いていく。
この映像は、大晦日の夜にエンパイア劇場でヒラリーが閉館の片づけをしている時に、同僚のジャニーン(ハンナ・オンスロ)と出かけたスティーヴンが戻ってくるシーンから始まる。ヒラリーはここ数年、劇場の屋上で1人で年越しを祝っていましたが、そこにスティーヴンも合流したいと言い、2人は屋上で新年を迎えます。美しい花火が彩るカウントダウンのあと、ヒラリーは思わずスティーヴンにキスをしてしまい、自分の行動に驚き慌ててその場を立ち去ります。そんなヒラリーに、「いいんだよ」とスティーヴンは優しく接します。そこからさらに打ち解けていく2人の愛情の始まりを描く、重要なシーンとなっている。ヒラリーを演じたコールマンは、「ヒラリーはスティーヴンに恋したことで、何をしても何も感じなかったのが、わくわくするようになります。投薬治療も不要になり、スティーヴンに対してとても大胆になっていきます。ヒラリーのさまざまな心の状態を演じ分けるのは楽しかったです」とコメントしている。
サム・メンデス監督自身も過ごした、現代にも通じるイギリス社会の激しい分断と激動の80年代初頭を舞台に、当時のポップカルチャーなどもふんだんに盛り込んで描かれる2人の恋の行方とは―?ぜひデジタル配信(購入)で楽しんで欲しい。
『エンパイア・オブ・ライト』
デジタル配信中(購入)
4月26日(水)デジタル配信開始(レンタル)
5月26日(金)ブルーレイ+DVDセット発売
© 2023 20th Century Studios.
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン