『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョニー・デップが、イタリアの画家で彫刻家のモディリアーニの伝記映画『モディ』Modi を監督する。

モディリアーニ役で主演するのは、『3つの鍵』『ジョン・ウィック:チャプター2』のイタリア俳優リッカルド・スカマルチョ。『ハウス・オブ・グッチ』のアル・パチーノが、モディリアーニの運命を変えた、美術品のコレクター役で共演する。デップの監督作は1997年の『ブレイブ』に続く2作目になる。
映画は、1900年代初頭のパリで、ピカソ、ユトリロなどと交流のあった、イタリア出身の画家で彫刻家のアメデオ・モディリアーニを描くもの。映画のタイトルのモディは、彼のニックネーム。彼は不摂生な生活による貧困、肺結核、薬物依存などにより、1920年に35歳で死去した。彼を描く映画はこれまでも『モンパルナスの灯』(1958)、『モディリアーニ 真実の愛』(2004)などが製作されている。
脚本は『エレクトリック・ミスト 霧の操作線』のコンビ、イエジー・クロモロウスキ&メアリー・オルソン=クロモロウスキ。映画の製作はIN.2フィルム、バリー・ナヴィディ・プロダクションズ他。撮影はこの秋、ブダペストでスタートする。

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