スタジオツアー東京のオープンまで約1か月！振り返っておけばもっと楽しい「ハリー・ポッター」シリーズの物語を一挙おさらい

J.K.ローリングの「ハリー・ポッター」の物語は、25年以上にわたり、世界中の何億人もの人々にインスピレーションを与え、魅了し続けてきた。「スタジオツアー東京」は、実際に映画に携わったイギリスの世界最高峰のクリエイター達が、オリジナルの手法と技術で制作した数々の素晴らしいセットや小道具、衣装を楽しみながら、ハリー・ポッターの世界に入り込んだかのような体験ができるまさに“魔法ワールド“のような施設。

約1か月後に迫ったスタジオツアー東京は「ハリー・ポッター」シリーズの世界観を隅から隅まで余すことなく楽しむことができるのが唯一無二の魅力。スタジオツアー東京を存分に楽しむため、「ハリー・ポッター」シリーズの物語を一挙おさらいして、来るオープンに備えよう！

2001年『ハリー・ポッターと賢者の石』

魔法ワールドの“はじまり”―
主人公ハリー・ポッターが魔法魔術学校に入学しロン＆ハーマイオニーに出会う

魔法魔術学校の校長であるアルバス・ダンブルドアによって、両親の兄妹一家のもとに預けられたハリー。いじわるな家族のもとで息苦しい毎日を送っていた。ある日半巨人の魔法使いハグリッドによってハリーは魔法魔術学校へ連れ出され、学校での生活がはじまる。

そこで後に親友となるロンとハーマイオニーに出会い、魔法使いとして学び始めたハリーだが、学校に入れるはずのないトロールの侵入や、スネイプ先生がクィディッチに挑戦するハリーに呪いの術をかけたりと、トラブルが多発。事件の真犯人を追っていく中でハリーたちは、気の弱いクィレル先生に辿り着く。

実はクィレルにはハリーの親を殺し、彼のおでこに傷をつけた張本人、ヴォルデモートが乗り移っており、“賢者の石”を使って復活を試みていた。阻止しようと戦う中で、クィレルはハリーに触れただけで火傷を追い消滅。ヴォルデモートの復活は免れ、共に戦ったハリー、ロン、ハーマイオニーの絆はさらに強くなっていった。

2002年『ハリー・ポッターと秘密の部屋』

ホグワーツの危機を救うため、ハリー、ロン、ハーマイオニーが立ち上がる！
屋敷しもべ妖精のドビーも登場

2年生の新学期を迎えようとするハリーのもとに、屋敷しもべ妖精のドビーが現れ「学校に戻ってはいけない」と忠告する。ハリーはその忠告を無視し戻るが、マグル出身の生徒が石にされる事件が勃発。やがて「秘密の部屋が開かれた」という血文字がホグワーツの壁に現れ、ハリーたちはその秘密の部屋に今回の事件の真相が隠れているとみて動き始める。一方で秘密の部屋はスリザリンの継承者の手で開かれたのではないかと噂が広まり、ドラコ・マルフォイやついにはハリーまで疑われることになるが、犯人はなんとロンの妹・ジニーだったことが判明。

彼女が事件を起こしているのではなく、若かりし頃のヴォルデモートである、トム・リドルが操っていたのだったのだ。ジニーの魂を利用して復活しようとしていたヴォルデモートを前に、ダンブルドアのペットである不死鳥が現れ、その不死鳥に託された剣を使ってハリーはトムを倒すことに成功。実はこの事件の一連はマルフォイの父親であるルシウスがダンブルドアを学校から追い出すために仕掛けたもので、ジニーの荷物の中にトムの魂が入った日記を忍ばせたのであった。ハリーのもとに段々と浸食するヴォルデモートの影がより大きくなっていった1作となった。

2004年『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』

ハリーの両親を死に追いやった真犯人が明らかに！？
アズカバンの囚人、シリウス・ブラックとの出会い

夏休みを終え新学期を迎えたハリーのもとに、囚人シリウス・ブラックがアズカバンから脱獄し、ハリーの命を狙っているという噂が広まる。ヴォルデモートの部下でハリーの両親を死に追いやった人物だとされるシリウスからハリーを守るため、ホグワーツにはアズカバンの看守たち・吸魂鬼ディメンターを配備することに。

やがてシリウスと対峙するハリーだったが実は、両親を死に追いやったのはシリウスではなく彼が監獄に入れられたのも濡れ衣によるものだったことを知る。真犯人は、ロンが飼っていたネズミに変身していたピーター・ペティグリューという男。彼を捕らえて魔法省に引き渡そうとするが、無数の吸魂鬼ディメンターが現れ、ペティグリューはどさくさに紛れて逃亡してしまう。

結果ペティグリューを捕まえることができず、無実を証明できなかったシリウスは逃亡生活を強いられることになるが、この冒険を通してシリウスは自分の名付け親であること、父親の親友であったことを知ったハリーはシリウスと固い絆で結ばれることに。

2005年『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』

三大魔法学校対抗試合に仕掛けられた罠･･･
ハリーVSヴォルデモートの決戦が動きだす

世界の三大魔法学校が魔力を競い合う伝説のイベント“三大魔法学校対抗試合”の開催が決定。“炎のゴブレット”が各校の代表選手を選び出す中、立候補すらしていないハリー・ポッターがなぜか代表の一人に選ばれる。

三大魔法学校対抗試合でいくつかの試練に挑戦する中、見事友人のセドリック・ディゴリーと共にゴブレットを手にしたと思ったその瞬間、ヴォルデモートの父が眠る墓に転送されてしまう。闇の魔法使いたちがヴォルデモートを復活させるため、ハリーの血を求めて襲い掛かり、対抗しようとしたセドリックが殺されてしまう。遂にはハリーの血がヴォルデモートにわたってしまい、恐れていた復活を遂げてしまう。なんとか脱出することに成功したハリーだったが、セドリックの遺体を抱え、ヴォルデモートが完全に復活したことを涙ながらに伝えるのであった。

2007年『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』

大事な仲間との別れ･･･
いよいよ幕が開けた最大の敵ヴォルデモートとの戦い

夏休みにダーズリー家のもとで過ごすハリーのもとに、人間界には決して現れないはずの吸魂鬼ディメンターが現れる。ハリーは身を守るため魔法を繰り出すが、マグルの世界で魔法を使用することは禁じられており、ホグワーツから除籍の通告を受けてしまう。

ホグワーツとの話し合いの中で、ヴォルデモート卿の復活を訴えるハリーだが、その事実を認めようとしない魔法省とは対立。しかしダンブルドアのお蔭でハリーは自衛のために魔法を使ったと納得してもらうことができ、除籍は免れた。学校に戻ったハリーは身を守るため、生徒たちを集めヴォルデモートに立ち向かうための防衛団“ダンブルドア軍団”を結成する。一方で大人たちも闇の集団との決戦の備え、シリウス含む“不死鳥の騎士団”を再結成。

いよいよヴォルデモートとの決戦を迎えるハリーだったが、ダンブルドア軍団だけでは歯が立たず、不死鳥の騎士団たちが駆け付ける。しかしヴォルデモートと戦う中でハリーが慕うシリウスが命を落としてしまう…。この件により、魔法省や世間もついにヴォルデモートが復活したことを認めるのであった。

2009年『ハリー・ポッターと謎のプリンス』

ヴォルデモートとの対決が激化―
マルフォイ、スネイプを交えた決戦で悲劇が起こる

ヴォルデモートとの最終決戦が迫っていることを予感したダンブルドアが決戦に備えて、学生時代のヴォルデモート＝トム・リドルを教えたこともあるホラス・スラグホーンを魔法薬学教授として学校に迎えいれる。一方でヴォルデモートはマグル界と魔法界の両方で、仲間を集めその勢力を拡大していき、人々を恐怖に陥れていた。ハリーはヴォルデモートに立ち向かうためダンブルドアの力を借りる中、ヴォルデモートの不死を支える「分霊箱」の存在を知る。

そしてあわせて7つある分霊箱を破壊せねばならないことに気づき、ダンブルドアと共に動き始めるが、ダンブルドアの暗殺を狙う目論見が裏で動き始める。暗殺のため動いていたのが、ドラコ・マルフォイだった。自分が殺されないためヴォルデモートに仕えていたマルフォイがダンブルドアを殺そうとするが、ハリーが止めようとする。しかし同じくスネイプが死の呪いを使ってダンブルドアを殺害。偉大な人を亡くしてしまったハリーはヴォルデモートを消滅させるため、分霊箱を探しにいくことを固く決意する。

2010年『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』

ついにヴォルデモートが迫りくる･･･
ハリーたちが絶体絶命の窮地に追い込まれる事態に

ついにヴォルデモートとの最終決戦を迎えるハリー。ヴォルデモート卿の抹殺という使命を与えられたハリーは、その鍵となる分霊箱を探すため、ロンやハーマイオニーと共にホグワーツを旅立つ。しかしハリーたちが旅をする間にもヴォルデモートによる悪の手は着々を勢力をと広げていき、ついには魔法省やホグワーツ魔法魔術学校をも支配してしまうことに。一方でヴォルデモート卿の命令により、ハリーを生け捕りにしようとする死喰い人の魔の手が迫る。

ヴォルデモートがハリーたちを探す中、ハリーたちは、分霊箱の手がかりを探す途中で「死の秘宝」の伝説を知る。死の秘宝とは、“ニワトコの杖”“蘇りの石”“透明マント”の3つのこと。あまりにも強力なこの力はヴォルデモートには決して渡してはならないものだったが、ハリーに敵の手が迫りくる中で、ヴォルデモートはダンブルドアの墓からニワトコの杖を手に入れてしまう･･･。

2011年『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』

いよいよ最終章へ―
宿命を背負ってきたハリーＶＳヴォルデモートの戦いの結末はいかに。

圧倒的な力を持つニワトコの杖を手に入れてしまったヴォルデモート。一方でハリーたちはヴォルデモートの手下に命を狙われながら、彼を倒す鍵である分霊箱を探し出し破壊を続ける。分霊箱の一つがホグワーツの中に隠されているとみたハリーたちは、スネイプが新校長となったホグワーツに、ダンブルドアの弟であるアバーフォースの力を借りて潜入。

そこでは、ニワトコの杖がうまく作動せず、杖の所有権を自分に移すことができると考えたヴォルデモートがスネイプを突然殺害。スネイプが死ぬ間際、ハリーはスネイプが実はハリーの母親のことを愛しており、ヴォルデモートから彼女を守ることができなかった後悔、そして最後までハリーを守ろうとしていたという彼の本心を知ることになる。

大事な人をまた失ったハリーだが、最後の分霊箱が、自分自身の体内に入り込んでいたヴォルデモートの欠片であったことを知る。ハリーは決意を固めてヴォルデモートとの一騎打ちに挑み、最終的にはハリーがニワトコの杖を使ってヴォルデモートを倒すことに成功。ハリーたちは熾烈な戦いを終える。そして19年後。ハリーたちが自身の子供たちをホグワーツへ送り出す姿で約10年にわたる「ハリー・ポッター」シリーズはその幕を閉じた。

ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター

ワーナー ブラザース スタジオツアー東京は、映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズの制作の裏側を実際に体験できる、全く新しいウォークスルー型のエンターテイメント施設。映画でも人気のホグワーツの大広間、ダイアゴン横丁、9と¾番線のホグワーツ特急のほか、実際に映画に携わった世界最高峰のクリエイター達の制作した数々の素晴らしいセットが楽しめる。箒に乗ったり、爽やかなバタービールを飲んだり、ホグワーツの動く階段エリアで実際に動く肖像画になってみたりと多数のアクティビティも楽しむことができる。

さらに、スタジオツアー限定商品が多数揃っているショップもある。アジアでは初のオープンとなり、「ハリー･ポッター」の屋内型施設としては世界最大規模の大きさを誇るこの施設すべてを見て回る場合、４時間以上かかることもあります。2012年の開業以来、いまだに予約困難なイギリスの「スタジオツアーロンドン」に続き、「スタジオツアー東京」にはここでしか見られない独自のセットがあるのも大きな魅力のひとつだ。

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