全世界の度肝を抜いた鮮烈のバイオレンス
解禁された場面写真では『レザボア・ドッグス』の色あせることのないクール&バイオレンスな名シーンの数々が切り取られています。映画史に衝撃を与えた「ライク・ア・ヴァージン」について無駄話に華を咲かせる伝説のシーン、代名詞ともいえる6人が揃い踏むシーン、そして隠れ家での裏切り、拷問、決裂―。クールな表情でも消すことのできない暴力の香りが漂うドッグスの面々、そして血で血を洗う惨劇へとひたすら突き進む彼らの生きざまが映し出されている。
裏社会の大物ジョー(ローレンス・ティアニー)とその息子エディ(クリス・ペン)が互いの素性を知らずコードネームとして「色」を使って互いを呼び合う6人の犯罪プロフェッショナルを集め綿密に練られた宝飾店強盗計画。
メンバーはジョーの古い友人でもあるMr.ホワイト(ハーヴェイ・カイテル)、出所したばかりのサイコ男・Mr.ブロンド(マイケル・マドセン)、肝の座った泥棒・Mr.オレンジ(ティム・ロス)、独特な信念を持ったMr.ピンク、無口なMr.ブルー(エディ・バンカー)に饒舌なMr.ブラウン(クエンティン・タランティーノ)。
簡単な強盗のはずだったが…何か様子がおかしい!「罠だ 警察が待ち伏せていた」白昼堂々警察と激しい銃撃戦を起こし、数名は命からがらアジトに逃げ帰ってきたものの、Mr.オレンジは不幸にも撃たれてしまう。誰かが裏切っているはずだ!徐々に疑心暗鬼に陥っていく男たち。誰が俺をはめたんだ!男たちはぶつかり合い、やがて予想だにしなかった結末へと向かっていく・・・。
さらに、本作のサウンドトラック『レザボア・ドッグス』オリジナル・サウンドトラックも12月20日より発売決定。10年ぶりに解説・歌詞・対訳付の日本盤がリリースされる。初公開当時、サントラ盤は全世界で100万枚以上のセールスを記録。映画を知らなくてもCMなどで聞いたことがあるはずのジョージ・ベイカー「リトル・グリーン・バッグ」、ブルー・スウェード「フックト・オン・ア・フィーリング」、スティーラーズ・ホイール「スタック・イン・ザ・ミドル・ウィズ・ユー」など、劇中に登場するラジオ番組から聞こえてくる1970年代のヒッツに加え、ラジオDJの声やセリフの抜粋も収録。
映画のバイオレントなシーンにレトロな音楽を選曲するセンスと手法は効果抜群で、映画もサントラも大人気を博した。公開から20年以上を経た2015年には、Billboard.comの記事“Pop Songs in Movies: 31 Unforgettable Scenes(映画中のポップ・ソング:31の忘れられないシーン)”で『レザボア・ドッグス』が選出されている。さらに70年代のポップスを中心に選曲されたサウンドトラックのユニークな使い方は、映画音楽に新しい方向性を示し、それ以降タランティーノ監督のトレードマークの一部となっている。
■『レザボア・ドッグス(オリジナル・サウンドトラック)』
Reservoir Dogs Original Motion Picture Soundtrack
2023年12月20日発売
CD: UICY-16204 / 1,760円(税込) / 解説・歌詞・対訳付 / 1992年作品
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