東京・京橋の国立映画アーカイブでは所蔵コレクションから多彩な映画の面白さを詰め合わせて紹介する企画「NFAJコレクション 2024 冬」を2024年1月19日より2月4日まで開催する。今回は、企画展「和田誠 映画の仕事」関連上映および野田真吉作品あわせて全8プログラム(計17本)を上映。

企画展「和田誠 映画の仕事」関連上映

企画展「和田誠 映画の仕事」(2023 年12 月12 日(火)~2024 年3 月24日(日)開催)に関連して、和田誠(1936ー2019)が監督や原画などで実作に携わった作品4 本を上映。『快盗ルビイ』(1988)の劇場公開時に併映されていたミュージカル・アニメーション短篇『怪盗ジゴマ 音楽篇』(1988)もスクリーンで楽しめる。

上映作品
『恋の大冒険』(1970 、監督・脚本:羽仁進、アニメーション・美術:和田誠)
『麻雀放浪記』(1984 、監督・脚本:和田誠)
『怪盗ジゴマ 音楽篇』(1988 、監督・絵:和田誠)
『快盗ルビイ』(1988 、監督・脚本:和田誠)

画像: 国立映画アーカイブにて上映企画「NFAJコレクション 2024 冬」が2024年1月19日より開催

野田真吉プログラム

ドキュメンタリー映画作家・野田真吉(1916ー93)について、児童劇映画から50~60 年代のPR 映画や実験的作品、70 年代以降の民俗芸能の記録映画まで、多彩な作品群で足跡を辿る。山形国際ドキュメンタリー映画祭2023 における共催企画「野田真吉特集:モノと生の祝祭」のラインナップの一部に加えて、ニュープリント『生れかわる客車』(1953)を初上映。

上映作品
『谷間の少女』(1949)『機関車小僧』(1950)『生れかわる客車』(1953)
『京浜労仂者』(1953)『松川事件』(1954)
『鋳物の技術 -キュポラ熔解-』(1954)『伸びゆく東北電力 㐧10 集 この雪の下に』(1956)
『マリン・スノー -石油の起源-』(1960)
『モノクロームの画家 イヴ・クライン』[YVES KLEIN LE MONOCHROME ](1964)
『ふたりの長距離ランナーの孤独』(1966)『砲台のあった島 -猿島 あるいは廃墟と落書』(1987)
『冬の夜の神々の宴』(1970)『生者と死者のかよい路 -新野の盆おどり神送りの行事』(1991)

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