映画『20世紀少年』シリーズ出演から15年!
本作にて、自らチーム入りを名乗り出た奥平大兼演じる翔太と違い、鈴鹿央士演じる達郎に半ば強引に【e スポーツ】の世界へと引き込まれ、チーム“アンダードッグス”で【e スポーツ】全国大会優勝を目指すことになる小西亘を演じた小倉史也。
ドラマ「夏樹静子サスペンス」(01)より子役として俳優キャリアをスタートさせた小倉は、その後も多数のドラマや TVCM に出演し、大人気漫画「20 世紀少年」原作の同名実写映画3部作(08-09)では、主人公の幼馴染であり物語のキーパーソン・ヨシツネの幼少期役を務めた。
その他、アーティスト MV の出演やディズニー映画『フランケンウィニー』(12、監督:ティム・バートン)で日本語吹替声優に挑戦するなど着実にキャリアを積んだのち、大学入学後のタイミングで俳優業を一時休止。
ここから、小倉のダンサーとしてのキャリアがスタートする。幼少期から取り組んでいたヒップホップダンスに専念し、振付も担当した大会(JDC2018)では 3 位入賞を果たすなど躍進し新たな才能を開花させた。2021年大学卒業後からは俳優業を再スタートさせ、シリーズ化されているJTのCMでの“森役”や、リクルートエージェントといった TVCM、ドラマ「孤独のグルメ」などに立て続けに出演を重ね休業のブランクを感じさせない活躍をみせている。
2022年より公開された、新しい学校のリーダーズとNIKE塾のタイアップ曲「Woo! Go!」のPVでは大学時代に培ったダンススキルを披露しており、現在ダンス歴8年の小倉のキレのあるダンスは、新しい学校のリーダーズやプロダンサーRIEHATA とのパフォーマンスでも、類稀なる存在感を放っている。
俳優業再始動後初の映画出演となる本作では、「(主要キャスト)3人の中で一番の歳上で、キャリアも一番長いんですよね。自分の立ち位置や、自分が何をするかということを考えて、お芝居を作っていける人だと思います」と、古厩監督も信頼を寄せている。監督によると、亘のトレードマークともいえるもじゃもじゃヘアーは、小西のアイディアにより作り上げられたそうで、亘の写真をパシャパシャと撮り続ける達郎の画も小倉と鈴鹿の掛け合いから自然と生まれたものだという。
友だち付き合いもほとんどなく、四六時中ネット動画やアニメに没入している亘。クラスメイトでたまたま席の近かった達郎からの不意な勧誘に面食らい、半ば強引に「全国高校eスポーツ大会」出場チームのメンバーにされてしまう。大会種目である<ロケットリーグ>に興味が湧かず、VTuber“胡桃のあ”に夢中の亘は、達郎と翔太3人での練習を面倒に感じている。PC画面を見つめる表情からも日本上位ランカーである達郎の本気度とは真逆の、やる気のなさがうかがえる。そんな亘を抱えたチーム“アンダードッグス(かませ犬)”。果たして彼らが迎える大会の結末とは……?
『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』
出演:奥平大兼 鈴鹿央士
山下リオ 小倉史也 花瀬琴音
斉藤陽一郎 唯野未歩子 冨樫 真 山田キヌヲ / 三浦誠己
監督:古厩智之
脚本:櫻井 剛
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2023 映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
3月8日(金) 全国ロードショー