日本映画2作品も受賞
今回最多受賞となったのは作品・監督(クリストファー・ノーラン)・主演男優(キリアン・マーフィー)・助演男優(ロバート・ダウニーJr.)・撮影・編集・オリジナル作曲賞の計7部門を受賞した、原爆を開発した科学者の半生を描く『オッペンハイマー』(3月29日公開)。次いで『哀れなるものたち』(公開中)が主演女優(エマ・ストーン)・美術・衣装デザイン・メイク&ヘアスタイリング賞の4部門で受賞となっている。
日本映画では『君たちはどう生きるか』(宮崎駿監督)が長編アニメーション映画賞を、『ゴジラ-1.0』(山崎貴監督)が視覚効果賞を受賞。国際長編映画賞でノミネートされていた日本代表の『PERFECT DAYS』(ヴィム・ヴェンダース監督)は『関心領域』(イギリス)に敗れた。
なお3月11日午後9時よりWOWOWプライムで「第96回アカデミー賞授賞式」(字幕版)が放送され、WOWOWオンデマンドでは3月19日午後11時59分までアーカイブ配信される。
受賞結果は以下の通り。
第96回アカデミー賞受賞一覧
●作品賞
『オッペンハイマー』
●監督賞
クリストファー・ノーラン(『オッペンハイマー』)
●主演男優賞
キリアン・マーフィ―(『オッペンハイマー』)
●主演女優賞)
エマ・ストーン(『哀れなるものたち』)
●助演男優賞
ロバート・ダウニーJr.(『オッペンハイマー』)
●助演女優賞
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』)
●脚本賞
『落下の解剖学』
●脚色賞
『アメリカン・フィクション』
●長編アニメーション映画賞
『君たちはどう生きるか』
●国際長編映画賞
『関心領域』(イギリス)
●撮影賞
『オッペンハイマー』
●編集賞
『オッペンハイマー』
●美術賞
『哀れなるものたち』
●衣装デザイン賞
『哀れなるものたち』
●メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『哀れなるものたち』
●オリジナル作曲賞
『オッペンハイマー』
●オリジナル歌曲賞
What Was I Made for ? (『バービー』)
●音響賞
『関心領域』
●視覚効果賞
『ゴジラ-1.0』
●長編ドキュメンタリー映画賞
『実録 マリウポリの20日間』
●短編ドキュメンタリー映画賞
『ラスト・リペア・ショップ』
●短編アニメーション映画賞
『WAR IS OVER! Inspired by the Music of John & Yoko』
●短編実写映画賞
『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』