大御所にして今なおシーン最前線の人気声優・古川登志夫が
“師匠”=中田浩二との緊張の共演を述懐!
本作がテレビ朝日系「日曜洋画劇場」で放送されて高視聴率を獲得した1988年。古川は同年について「声優デビューして15年が経ち、善玉悪玉を問わず、とにかくどんな仕事でも入ると嬉しくてしょうがなくて、仕事ができること自体が嬉しかった、楽しかった時期ですね」と語る。
ボスであるレーゲン役の中田浩二は、当時古川が所属していた劇団・櫂の主宰であり、舞台、吹替においても“師匠”。「最初は師匠と共演できるということ自体が嬉しかったというのもありますが、一方で緊張もあるわけです。その2つの気持ちが、ない交ぜになった雰囲気と心境を今でもよく覚えています」と振り返る。
映画好きとしても知られる古川は、「平和な日常の中に潜んでいる狂気、これはどうして生まれるのか」と本作のテーマにも言及。「どんな立派な人でも、ある時突然、状況によって豹変することがある。狂気に変わる。それはこの作品のラストでもすごく物語られていて、どんでん返しのようなシーンで終わる。これはうまい作り方だなと思いましたね」と物語についても評している。
古川登志夫 コメント全文
本作に出たときは、声優デビューして15年が経ち、善玉悪玉を問わず、とにかくどんな仕事でも入ると嬉しくてしょうがなくて、仕事ができること自体が嬉しかった、楽しかった時期ですね。
中田浩二さんとの共演作品だったので、非常に印象深く、実は何度も観ている作品です。中田さんの主宰する劇団 櫂に所属していましたので、お芝居の上でも舞台の上でも、吹替えの上でも師匠に当たる方で、非常に影響を受けました。最初は師匠と共演できるということ自体が嬉しかったというのもありますが、一方で緊張もあるわけです。その2つの気持ちが、ない交ぜになった雰囲気と心境を今でもよく覚えています。
警察官がストライキを起こして治安状態が悪くなった中で起こる籠城劇で、サスペンス・アクションですけれども、この作品のテーマはなんだろうかと考えるのも、映画を観る楽しみだと思います。平和な日常の中に潜んでいる狂気、これはどうして生まれるのか。どんな立派な人でも、どんな法の番人であっても“普通の人”であって、ある時突然、状況によって豹変することがある。狂気に変わる。
それはラストシーンでもすごく物語られていて、この『真夜中の処刑ゲーム』は、そんなに予算が掛かっているように見えない映画ですが、ずっと最後まで物語に引っ張られていって、最後にどんでん返しのようなシーンが待っている。これはうまい作り方だなと思いましたね。
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商品仕様
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真夜中の処刑ゲーム 2Kリマスター版ブルーレイ
価格:8,800円(消費税・送料込み)
【通常版】
真夜中の処刑ゲーム 2Kリマスター版ブルーレイ
価格:6,930円(消費税・送料込み)
ブルーレイ1枚組/トールケース/ピクチャーディスク仕様/ビスタサイズ(本編)
収録分数:本編約93分+特典約112分
音声:①日本語吹替モノラル/②日本語吹替疑似ステレオ/③英語モノラル
字幕:①吹替用字幕/②日本語字幕
封入特典:特製8ページリーフレット
発売元:株式会社フィールドワークス
<特典映像>
●4:3フルフレーム本編 ●予告編1(HD) ●予告編2(SD) ●ブルーレイ用PV
●処刑ダイジェスト(吹替のみ)
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『真夜中の処刑ゲーム』過去に発売されたDVDソフトの〈本編ディスクのみ〉を返送できる者を対象に、1枚800円の下取りサービスを実施している。
※詳しくは商品ページにて。
『真夜中の処刑ゲーム2Kリマスター版ブルーレイ』
3月15日(金)発売(「ナイル大商店」専売)
発売元:フィールドワークス
© 1982 SALTER PRODUCTIONS LIMITED.