タイム誌が選ぶ【史上最高のミステリー&スリラー本】オールタイム・ベスト100に選出され、映像化不可能と言われた傑作ミステリーを実写映像化した、Huluオリジナル「十角館の殺人」が全5話独占配信中。この度、原作者・綾辻行人に「あの時代(当時)が目の前にある」と言わせた撮影セット写真&場面写真が解禁された。
画像1: 原作者・綾辻行人「あの時代が目の前にある」「十角館の殺人」場面写真&撮影セット写真解禁
画像2: 原作者・綾辻行人「あの時代が目の前にある」「十角館の殺人」場面写真&撮影セット写真解禁
画像3: 原作者・綾辻行人「あの時代が目の前にある」「十角館の殺人」場面写真&撮影セット写真解禁

ミステリー文学の発展に寄与した作家や評論家に贈られる『日本ミステリー文学大賞』を2019年に受賞、1992年には『日本推理作家協会賞』を受賞した、日本を代表するミステリー界の巨匠・綾辻行人。彼の代表作として、世界中のミステリーファンを熱狂させ続けている、全世界シリーズ累計670万部の大ベストセラー「館」シリーズは、『十角館の殺人』から『奇面館の殺人』まで、9つの長編推理小説からなる壮大なストーリーで綴られ、現在はシリーズ10作目となる『双子館の殺人』が連載中。1987年のデビューから37年を迎える今もなお、書き続けられている。

現代本格ミステリーの第一人者であり、第一線で牽引し続ける綾辻の「館」シリーズ、記念すべき第1作目にして、綾辻行人史上最高傑作の呼び声高い作家デビュー作『十角館の殺人』(講談社文庫)が、初の実写ドラマ化!Huluで全5話が独占配信中。

名だたるミステリー作家や著名人から賞賛のメッセージが寄せられ、配信前から、“映像化不可能”に挑んだ本作のクオリティの高さ、そして、原作を語る上で欠かせない“あの1行”をどうやって映像化したのか、に注目が集まる中、ついに、先週3月22日(金)午前“十”時にHuluで独占配信がスタート。配信開始1週間【3/22(金)〜3/28(木)】累計で視聴総合ランキング堂々の1位となった。(Hulu調べ)

全5話を一気見する視聴者も続出し、SNS上には絶賛コメントが溢れ、配信直後から何度も見返して楽しむ視聴者の様子も多く見られた。

内片 輝監督は『十角館の殺人』の映像化にあたって、「時代設定を変えることで、原作の緻密に設計されたトリックに歪みが生じ、それをリカバーする必要が出てくる。それは原作を書き直すのと同じくらい難しいことであり、実写映像化ではやってはいけないと考えていた」という。

『十角館の殺人』が刊行されたのは、昭和62年(1987年)、綾辻が大学院生の頃であり、原作にはその時代背景が投影されている。当時、携帯電話やスマートフォンはなく、連絡手段は、固定電話か手紙という時代。あの時代を映像化するための数々のこだわりが随所に描かれている。

本作で主演を務めた奥 智哉は平成16年(2004年)生まれ。現在19歳の奥は、「最初は昭和の時代に溶け込めるか不安でした。」と語るなど、戸惑いながら演じていたと撮影を振り返る。そんな奥だったが、撮影を通して徐々に昭和の大学生役が板につき、撮影の合間には、中村紅次郎役の角田晃広にお墨付きをもらったというほど。

また、奥演じる元ミステリ研究会メンバー・江南(かわみなみ)の部屋などに登場する電話について、「ダイヤル式やボタンを押すタイプの電話機を見たり使ったりするのは初めてだったのですが、受話器を置く“ガッチャン”という音は、なぜかどこか懐かしい気もしていました。」と、撮影で初めて触れた電話機の印象を振り返る。内片監督も、「気が付く人は気が付くのでは…!」と匂わせるなど、特にこだわりが詰まった江南の部屋は、必見!

一方、十角館について制作チームは、天窓、カップ、灰皿、時計、食器やゴミ箱、ランプシェードなどなど、館の中のものは可能な限り十角形にしました。」とそのこだわりに自信をのぞかせ、内片監督も「十角館というものを、実存する形で作るのは今回が史上初になるので、感慨深いです。」と気持ちを吐露。そして、撮影現場を訪れた綾辻からも、「あのセットは素晴らしかった。『十角館の殺人』を書いた時代が目の前にあると感じました。小道具に至るまで実によく作り込まれていて、一見の価値が十分にありました。スタッフのみなさんが本気で作ってくれているという安心感を持ちました。」と話すほど作品の本気度を感じ、これから出来上がる映像に期待を寄せた。ストーリーと併せて、内片監督渾身の撮影セットにも注目だ。

Huluオリジナル「十角館の殺人」
Huluで全5話独占配信中
©綾辻行人/講談社 ©NTV

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