投打二刀流の元祖、伝説の野球選手ベーブ・ルース。「ルースが建てた家」や「予告ホームラン」など数々の逸話を残し、来日時は「野球の神様」と讃えられた。子ども好きな側面や主演映画の貴重な映像などから伺える彼の人柄、第1回殿堂入りに選ばれた栄光まで、ベーブが遺した伝説の軌跡を辿る。
ベーブ・ルース(1895~1948年)はMLBでの22年間のプレイで数々の記録を樹立し、アメリカのスポーツ界で不朽の英雄とされる。左腕投手としてレッドソックスでのデビュー後、ヤンキースで外野手としての名声を確立、強打者としても活躍した。通算成績は714本塁打、2,213打点、2,062四球など、多くのMLB記録を持つ元祖二刀流選手。
今回初公開となった本編冒頭映像では、野球界で名声を確立したベーブ・ルースが野球ではなくボクシングに勤しみ、仲間とふざけているお茶目な様子や、1947年4月27日、健康状態が不安定になっているベーブを励ますために古巣のヤンキースが「ベーブ・ルースデー」を開催し、「私にとって世界で唯一のスポーツは野球です」とスピーチするベーブの晩年の様子などが映し出されている。
野球の才能に恵まれながら、生涯を通じて豪遊につぎ込み常に大衆の注目の的であったベーブ・ルースは、今なお、アメリカ文化において史上最も偉大な野球選手として多くの人々からの支持を集めている。元祖二刀流選手であり、最近では、ドジャースの大谷翔平と全く同一の725試合で 176本塁打をマークしたことなどから、再注目されている伝説の選手、ベーブ・ルース。野球界に伝説を残す、“野球の神様”ベーブ・ルースの生き様を映し出したドキュメンタリーだ。
《日本初放送》 「バイオグラフィー:ベーブ・ルース ~野球の神様」放送情報
5月5日(日) 20:00他 CSヒストリーチャンネルにて日本初放送
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