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豪華ゲストが大集合! 大阪ほんまおおきに♡
今年も大阪コミコンが開催されました! 今回も見どころいっぱい、楽しみどころいっぱいの大阪コミコンでしたが、ここではセレブが登壇したステージを中心にレポートしてみましょう。
まず「ロキ」のコンビ、トム・ヒドルストンさんとソフィア・ディ・マルティーノさんはマーベル・コスプレイヤーともステージ共演。シルヴィのコスプレイヤーの再現度の高さにソフィアさんも感動。
Q&Aでは「ロキ」の中でのマクドナルドのシーンが話題になり、それぞれのフライドポテトの食べ方を披露して会場の笑いをとっていました。ロキ役を演じて14年ですが14年前の自分にアドバイスするとしたら「自分を信じること」と。会場から大拍手が起こりました。最後は昨年の東京コミコンから恒例(?)になった、指を2本立て角に見立てるロキ・ポーズを会場全員と。
クリストファー・ロイドさんとトーマス・F・ウィルソンさんの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」組のステージは2人のかけあいトークが面白くエンタメ度の高いステージとなりました。今回急遽参加できなくなったリー・トンプソンさんからのビデオ・メッセージも会場に届いて「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ファンにとっても大満足だったでしょうか。
横浜と大阪で同時に May The Force be With You!
さて5月4日は、May4thなわけで、これをメイ・ザ・フォースと読んで世界的にスター・ウォーズの日。これを記念して“ボバ・フェット父子”のテムエラ・モリソンさんとダニエル・ローガンさんがスター・ウォーズ コスプレイヤーとともに登壇。
さらにこの日は横浜でもスター・ウォーズがらみのイベントが実施。それにあわせて17(5)時4分に“May The Force be With You ! ”を横浜と大阪で同時に唱和しました。
ファンからテムエラさんへ「ボバ・フェットはハン・ソロより強いですか?」への質問に対しテムエラさんは「もちろん! ボバ・フェットは銀河最強だ!」と熱いアンサー。そして締めはこれまた東京コミコンからの恒例になった、テムエラさんのハカです。
『ロボコップ』のレジェンド俳優ピーター・ウェラーさんのステージには本イベントのPR大使を務めるNMB48の、超映画好き安部若菜さんがなんとロボコップの格好で登場、そしてピーターさんにSFカルト作でクリストファーさんとも共演している『バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー』についての質問を。これにはピーターさんも大喜びでした。
後で聞いたらピーターさんはどこに行ってもロボコップのことばかり聞かれるので他の作品についても語りたかったそうです。けれど『ロボコップ』の有名セリフ“Dead or alive, you’re coming with me!”を生声初披露。日本以外のコミコンでこれを言ったことはないそうです!
SFドラマ好きにとって伝説のシリーズ「スターゲイト アトランティス」からジョー・フラ二ガンさんがコミコン参加。このドラマで共演したジェイソン・モモアさんと公私ともに付き合いがあり今回の大阪コミコンも彼に誘われたそうです。
そしてジェイソンさんのステージも超満員。都合があわず「アクアマン」2作のプロモーションでは来日できなかったので。ジェイソンさんの豪快さと可愛さが出ているステージでした。もうすぐ『アクアマン/失われた王国』のブルーレイが出るのでその見どころを聞かれると「え? アクアマンを観ていない奴がいるのか? この会場を出てけ」とギャグを飛ばし会場大喝采でした。
会場がどよめき叫び声のあがった
小島秀夫×マッツの対談ステージ
今回のステージで本当に会場がどよめき叫び声があがったのがマッツ・ミケルセンさんのステージ。いつものQ&Aではなく、なんとマッツさんの盟友で「デス・ストラン ディング」のクリエーターである小島秀夫さんが登壇相手として参加。これだけでもすごいのに時間を調整してここにノーマン・リーダスさんもかけつけてくれました!
マッツ・ミケルセン、ノーマン・リーダスさん、小島秀夫さんの奇跡の3ショットがコミコンのステージで実現したのです! なおリーダスさんはその前の単独ステージで『処刑人3』について正式に「あるよ」とコメントしてこれまたファンから喜びの声があがりました。
セレブ以外にも映画関係では、話題の怪獣ファンタジー『カミノフデ ~怪獣たちのいる島~』の村瀬継蔵監督、出演の釈由美子さん、大注目作『猿の惑星/キングダム』で本作の敵役である猿の暴君プロキシマス・シーザーの声を演じた竹内力さん、期待のJホラー『あのコはだぁれ?』から清水崇監督、主演の渋谷凪咲さん、穂紫朋子さんをお招きしてのステージを実施しました。
個人的には今回のアンバサダーである斎藤工さんが、役者として映画人としての想いを語るステージがとても心に沁みました。
こうした熱狂と感動の余韻を次の東京コミコン(2024年12月6日(金)~12月8日(日)開催)のステージへとつなげていきたいですね。
「大阪コミコン2024」のレポートは、次号SCREEN8月号(6月20日(木)発売)でもさらに詳しく掲載! ゲストの美しい写真と共にお届けする予定なので、お楽しみに!