不慮の事故に遭いながらも、たった一人で月面着陸を果たした新人宇宙飛行士ソヌ(ド・ギョンス)は、仲間の遺志を継いで、単独で月面探査を進めていた。今回届いたシーンは、月の南極で探査をしている時に起きた、アクシデントとなる。
月の氷を採取する任務を遂行していたソヌはミッションポイントに向けて月面車を走行していた。すると頭上から、ぽつぽつ雨の様な、無数の隕石が降り注いだ! 地上に落ちた瞬間に破裂音が轟くほどの超危険な状況の中、ソヌは危機を回避するため最大速度で月面車を爆走させる! 無線で地球のスタッフに向け「衝突地点と座標をお願いします!」と必死にサポートを要請するも、突発的な事故に宇宙センターのスタッフもパニックに。しかし宇宙船の設計者であるジェグク(ソル・ギョング)が、救出のための一筋の光を見出しており、責任者に詰めかけていた。そんな状況下、ソヌの進行方向に巨大隕石が落下する予測が導き出される。隕石が衝突すると、ビル30階に到達するであろう巨大な爆発と砂ぼこりが発生する。必死にアクセルを踏み込んで逃げるソヌは、隕石襲来というデットゾーンを退避する事が出来るのか!ダイナミックなアクションシーンとなり、手に汗握る映像に仕上がっている!
なおソヌが運転している月面車は、専門家の協力のもと制作しており、実際の月で運用できるほどの完成度を持っているそうだ。キム・ヨンファ監督は、「細かな被写体を一つずつ丁寧に積み上げれば、全体的なクオリティも上がります。衣装や小物の一つ一つを実際に制作し、VFXと組み合わせようと思っていました」と明かしている。
また宇宙、月に独りぼっちでミッションを遂行するという難役に挑んだド・ギョンスが、今後の役者としての指針を語ってくれている。「まだはっきりと決めていません。シナリオが面白く、自分がチャレンジできる要素があれば何でもお引き受けすると思います。それでもあえて一つを挙げるならば、最初から最後まで動き続けるような本格的なアクション映画に挑戦してみたいです。その一方、アクションは一切なく、人間の感情だけで引っ張っていくような作品もやってみたいです」と気持ちを明かした。
いよいよ公開を迎えて、SNS上で“劇場で見るべき作品”だという声があがっている本作。是非大スクリーンで、没入体験を味わってほしい!
『THE MOON』
新宿バルト9ほか、全国にて大好評上映中!
出演:ソル・ギョング、ド・ギョンス、キム・ヒエ
監督:キム・ヨンファ
配給:クロックワークス
© 2023 CJ ENM Co., Ltd., CJ ENM STUDIOS, BLAAD STUDIOS ALL RIGHTS RESERVED