ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シリーズのダニエル・ブリュールが、実在の1930年代に活躍したドイツのテニス選手を描く映画を監督する。
主演は、ブリュールも出演し制作にも参加した映画『西部戦線異状なし』に主演したフェリックス・カマラー。ブリュールの監督作は2作めで、2021年にドイツ映画『隣』 Nebenan を監督している。
原作は、米作家マーシャル・ジョン・フィッシャーの評伝『恐ろしい素晴らしさ:世界が戦争に毒される中での、3人の驚異的な男たちと、最も偉大なテニス試合』A Terrible Splendor:Three Extraordinary Men, a World Poised for War, and the Greatest Tennis Match Ever Played。映画は、1930年代のドイツ出身の名テニス選手、ゴッドフリー・フォン・クラムを描くもの。彼はナチスへの抵抗でも知られ、ナチス擁護を拒否したことと、同性愛者だったことにより、1938年にナチスに逮捕されて1年間収監された。脚本は『われらが背きし者』のホセイン・アミニが執筆する。製作はインク・ファクトリー他。