『LAMB/ラム』『ぼくのエリ200歳の少女』『ミッドサマー ディレクターズカット版』のいまだ根強い人気を誇る北欧映画ファン必見の3作品が、シネマート新宿では8月9日(金)22:30より一夜限りのオールナイト特集上映を開催する。「白夜に光り輝く 産毛ナイト!」のタイトルで、新宿の夜を戦慄させる――⁉

羊飼いの夫婦の間に羊ではない何かが産まれ“アダ”と名付けて育てることを決意するがやがて破滅に向かうカンヌ映画祭を圧倒させた『LAMB/ラム』(2021)、いじめられっ子のオスカーの初恋の相手は少女の姿をした200歳のヴァンパイアだった……切ない初恋を描き、北欧ホラーヒットの火付け役となった『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008)、大学生のダニーが友人たちと訪れた“90年に一度の祝祭”、そこは地獄の始まりだった……。『ヘレディタリー/継承』でその名を轟かせ、その地位を確固たるものにしたアリ・アスターの傑作『ミッドサマー ディレクターズカット版』(2020)。

上映作品(上映順)

画像: ©2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON

©2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON

『LAMB/ラム』(2021)
山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリア。ある日、二人が羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてくる。子供を亡くしていた二人は、"アダ"と名付けその存在を育てることにする。奇跡がもたらした"アダ"との家族生活は大きな幸せをもたらすのだが、やがて彼らを破滅へと導いていく――。
監督:ヴァルディミール・ヨハンソン
出演:ノオミ・ラパス、ヒルミル・スナイル・グズナソン、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン

画像: ©EFTI MMVIII ©EFTI_Hoyte van Hoytema

©EFTI MMVIII ©EFTI_Hoyte van Hoytema

『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008)
いじめられっこで繊細な12歳の少年オスカー。友達が欲しいという孤独な少年の願いは、同じ12歳のエリが父親と共に隣の家に越してきた事で、とうとう叶えられそうだ。しかし青ざめた顔をした少女の外出は夜だけ。そしてエリが現れた頃と時を同じくして、街では不可解な失踪や殺人が次々と起きはじめる…。そしてオスカーはエリがヴァンパイアだと気付く。12歳の体に永遠の命を閉じ込められたまま生きるエリは、常に旅をし続けなければならない。ふたりの幼い恋が終わるかに見えた時、オスカーに最大の悲劇が襲いかかる。エリは彼女が出来る唯一の方法で彼を守るため、戻ってくる……。
監督:トーマス・アルフレッドソン
出演: カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション、ペール・ラグナルほか

画像: ©2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.

©2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.

『ミッドサマー ディレクターズカット版』(2020)
不慮の事故で家族を亡くした大学生のダニーは、スウェーデンの奥地で開かれる“90年に一度の祝祭”に、民俗学を研究する恋人や友人たち5人で訪れる。そこは太陽が沈まない“白夜”の村で、優しい住人が陽気に歌い、美しい花が咲き乱れる楽園のような場所だった。しかし、しだいに不穏な空気が漂い始め、ダニーは想像を絶する悪夢に襲われる。
監督:アリ・アスター
出演:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィル・ポールター、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ヴィルヘルム・ブロングレン、アーチ・マデクウィ

白夜に光り輝く 産毛ナイト!
【日時】2024 年 8月 9 日(金)22:30~5:35頃 終了(予定)
【場所】シネマート新宿・スクリーン 1
【チケット料金】3,000 円均一
【チケット販売】7月 19日(金)18:00 より劇場オンラインと窓口にて販売

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