ドジ、凶悪、強烈個性!! 結成10年目、反逆精神全開で宇宙を突き進む!!
これが、社会の最底辺に追いやられてきたフリークス集団メンバーだ!!
舞台は美しさが優先され、人々が美容に励む近未来。醜悪な容貌や障害ゆえに迫害を受け虐待を受けてきた7人からなるテロリスト集団<アクション・ミュタンテ>は社会に復讐を誓い、誘拐や殺人を繰り返していた。ある日、監獄から出所したボスのラモンを迎えてパン製造業の大富豪オルホの娘、パトリシアの誘拐を企てる。パトリシアの結婚パーティーに潜入したミュタンテたちは客を皆殺しにして彼女を宇宙船へ拉致、身代金の引き換え場所である惑星に向かうのだが…
巨匠ペドロ・アルモドバルもその才能にひれ伏した、ゴヤとガウディとピカソとダリが誕生した芸術の国スペインに生まれ落ちた宇宙的超鬼才・猛烈監督であるアレックス・デ・ラ・イグレシアが手がけた長編デビュー作『アクション・ミュタンテ 4K』。まさに<宇宙芸術>とも呼ぶべき強烈な世界観がビビッドに生まれ変わった4K版の映像とともに、反逆精神で30年ぶりに帰ってくる!合言葉は、「お前らが言う美しさは、糞だ!」。
本作の最大の魅力の一つは、タイトルでもあるテロリスト集団<アクション・ミュタンテ>の強烈個性の面々だ。ボスのラモンが巨大化したメインビジュアルに続き、この度ミュタンテのメンバーが全員姿を現した。アクション・ミュタンテのマークが巨大にデザインされた、題して「ミュタンテ宇宙の朝礼ビジュアル」では出所したラモンを囲み大作戦を会議中。「前の俺たちは生ゴミだった 俺らを笑い者にした社会をぶっ壊す」という強い復讐の言葉が並びながら、メンバーの様子はどこか頼りない。実はミュタンテ集団は結成10年目ながら、いつまで経っても結束力も弱く、計画性に欠け、いつも必ずドジを踏んでいる。それでも権力を握る美男美女、健康に関する機関からは恐れられている彼らのマグショットが並ぶ「宇宙最重要指名手配ビジュアル」も解禁となった。
メンバーはギリギリ良心が残っている結合双生児の兄弟アレックス&フアン、五キロの爆弾が胸に埋め込まれていることで有名なケミスト、身体中に金属装置をつけているマニータス、大男のMA、脊柱後弯症のチェパ、そしてグループ存続期間のうち半分は服役していながらそのカリスマ性で皆を束ね、皆のことを見下している極悪ボス、ラモンの七人だ。このテロリスト集団アクション・ミュタンテの痛快な暴れっぷりと、最後には思わずホロリとさせられるようなイグレシア監督の“フリークス”への愛の結晶をぜひお楽しみに。また、劇場にて「宇宙の朝礼ビジュアル」をデザインしたチラシは数量限定の入場者プレゼントとして配布、「宇宙最重要指名手配ビジュアル」はB2ポスターとして販売される。
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