全てがよどんだ劣悪画質に、トウモロコシの神が宿る！
心して本来のトウモロコシを受け入れよ！
現代ホラー小説の帝王、スティーヴン・キングの短編小説の「トウモロコシ畑の子供たち」を原作とした人気ホラーシリーズ『チルドレン・オブ・ザ・コーン』。現在、記念すべき第一作目が40年の時を経て、満を持しての4K版『チルドレン・オブ・ザ・コーン＜4K＞』として日本初劇場公開中。アメリカ、ネブラスカ州の小さな田舎町で、ある一人の少年に突如トウモロコシの神が舞い降りたことをきっかけに、かわいい子どもたちが狂信的なカルト集団と化し＜大人狩り＞をおこなう凄惨な物語が、日本の大人たちを震え上がらせている。
今回、この待望の初公開を記念して、40年前に『チルドレン・オブ・ザ・コーン』が日本初上陸を果たした際の姿、VHS画質での劣悪上映が急遽決定した。つい先日4K上映に対応した最新機材を導入したばかりのシネマート新宿にて、最高画質の4K版をご覧いただきつつ、日本における『チルドレン・オブ・ザ・コーン』の本来の姿も目撃することができるまさに空前絶後、一回限りの特別上映だ。VHS画質上映の画面は4:3スタンダードサイズ。コントラストの美しい青空やトウモロコシ畑をはじめ、何もかもが灰色によどんだ景色に加え、肝心の子供カルト集団の顔も判別可能か疑問、スクリーン上で何が行われているかよくわからない可能性もある粗悪画質＆音質。だが、その濁りきった画面によって、ますます邪悪なトウモロコシの力と、子供教祖の恐ろしさを感じられるかもしれない。
この特別上映では先着順で、この日のためだけの新チラシをプレゼント。40年前のVHS版ジャケットのデザインを踏襲した表も裏も赤が印象的なデザインだ。なお、このチラシおよび上映中の『チルドレン・オブ・ザ・コーン』3作のデザインを担当しているデザイナーは80年代にキングレコードに入社した初日、『チルドレン・オブ・ザ・コーン』VHS発売に向けた邦題検討会議にいきなり参加、会議出席者たちにお茶を出したことを鮮明におぼえており、まったく新たな邦題ではなく、原題のカタカナ表記で決定した瞬間を目撃している。
画質、音質のひどさを事前に覚悟の上、この度の4K対応最高機材での劣悪VHS画質上映をぜひ受け入れていただきたい。なお、素晴らしい画質でのご鑑賞をご希望の方は、絶賛上映中の『チルドレン・オブ・ザ・コーン＜4K＞』をどうぞ。
『チルドレン・オブ・ザ・コーン』劣悪VHS画質上映
【日時】2024年9月11日(水)19:10の回
【場所】シネマート新宿スクリーン1
【料金】通常料金 ※各種サービスデイ適用
【販売】9月9日(月)0:00より劇場オンライン/劇場窓口は、オープン時より
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