ジャズ・ドキュメンタリーの二作品の公開が決定。『自分の道 欧州ジャズのゆくえ』『BLUE NOTE ハート・オブ・モダン・ジャズ』が2024年10月18日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開となる。

全ての音楽ファン必見

今秋、全ジャズファン、全音楽ファン必見の傑作ドキュメンタリー二作品が公開となる。9月、ピーター・バラカンが選んだ音楽映画祭【Peter Barakan’s Music Film Festival 2024】で日本初上映され、多くの注目を集めた『自分の道 欧州ジャズのゆくえ』と、99年日本公開以来、初のリバイバル上映となる『BLUE NOTE ハート・オブ・モダン・ジャズ』。

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『自分の道 欧州ジャズのゆくえ』は、現在、ジャズの一大潮流となったヨーロッパジャズの歴史を、貴重なアーカイブ映像とジャズミュージシャンたちのインタビューで鮮やかに描き出すドキュメンタリー。ディジー・ガレスピーとダスコ・ゴイコビッチ、米国と欧州の2大トランペッターによる共演を筆頭に、マイルス・デイビス、ドン・チェリーらの貴重な映像に驚き、ニールス・ペデルセン、ステファーノ・ボラーニ、ティル・ブレナー、マイルスの元恋人でも知られるジュリエット・グレコら、ヨーロッパジャズの重要アーティストのインタビューも聞き逃せない、まさに「現代の音楽神話」とも呼ぶべき一本。
重厚なナレーションを手がけるのは、北欧ジャズ・またECMレーベルでも有名な巨匠ヤン・ガルバレク。数々のECM所属ミュージシャンも出演し、アメリカのジャズとは違う、自分たちの道を行くヨーロッパジャズの行方を紹介する。

画像2: 全ての音楽ファン必見

1939年、ナチスの迫害から逃げ米国へと渡ったドイツ系ユダヤ人、アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフ。NYでジャズに熱狂した2人が作り上げ、モダンジャズの“象徴”として今もなお傑作アルバムを発表し続けているレーベル《BLUE NOTE》。『BLUE NOTE ハート・オブ・モダン・ジャズ』は、レーベルの設立から90年代までの軌跡を網羅した、数多く存在するBLUE NOTEの評伝映画の中でも、最高傑作の呼び名も高いドキュメント。
マックスローチ、フレディ・ハバード、ルー・ドナルドソン、ホレス・シルヴァー、JJ・ジョンソンら、今は鬼籍に入ってしまったレジェンドたちが、自らの肉声でBLUE NOTEの秘話を語る映像はジャズの枠を越え、全ての音楽ファン必見といえるだろう。

『自分の道 欧州ジャズのゆくえ』
2006年 / 88分 / ドイツ
監督:ユリアン・ベネディクト
出演:アリルド・アンデルセン、ゲオルグ・バゼリッツ、ジャンゴ・ベイツ、ステファノ・ボラーニ

画像1: ©️EuroArts Entertaiment

©️EuroArts Entertaiment

ジャズが誕生して間もない20世紀初頭のニューオーリンズは、欧州文化のるつぼだった。その歴史的事実からスタートし、一大潮流となった欧州ジャズの歴史を、貴重なアーカイブ映像と欧州の巨匠ジャズメンのインタビューで鮮やかに描き出す。2006年に製作され、今回が日本初公開となる本作。北欧ジャズの巨匠ヤン・ガルバレクの重厚なナレーション、編集・撮影の妙、透徹した美学に貫かれた、まさに映像音楽詩というべき一編。

『BLUE NOTE ハート・オブ・モダン・ジャズ』
1997年 / 91分 / ドイツ
監督:ユリアン・ベネディクト
出演:フレディ・ハバード、ギル・メレ、ハービー・ハンコック、ホレス・シルヴァー

画像2: ©️EuroArts Entertaiment

©️EuroArts Entertaiment

BLUE NOTEの設立から90年代までの軌跡を網羅した、まさに決定版と言えるドキュメント。名演の呼び名も高い、1985年NYタウンホールでのリユニオン・コンサートを中心に、ソニー・ロリンズらの貴重なライブ映像も本作の大きな魅力であり、日本を代表するピアニスト大西順子の若き日のステージも忘れがたい印象を残す。BLUE NOTEはなぜ特別なレーベルなのか?その答えが本作にある!

提供:マーメイドフィルム 配給:コピアポア・フィルム

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