「東京コミコン2024」に来日してくれたゲストたちから、2人のスターが忙しいスケジュールを縫って本誌のインタビューに応えてくれました。今回はジョン・ボイエガのインタビューをお届けします。(取材、文・米崎明宏/写真・久保田司/デジタル編集・スクリーン編集部)

デイジー(リドリー)が新たな「スター・ウォーズ」で僕と一緒に出たいと言ってくれたことは知っているよ

今回「東京コミコン」に初参加してくれた「スター・ウォーズ」シリーズのフィン役で知られるジョン・ボイエガ。ファンとの記念撮影やサインなどで忙しい中、時間を割いて本誌の独占インタビューに答えてくれ、待機中の新作のことなどを教えてくれた。自分の座っている椅子の隣に「こっちへ来なよ」と座らせてくれる気さくさが印象的だ。

──東京コミコンは初めてですね。日本のファンとの交流はいかがですか。

「3日間とても素晴らしい時間を過ごせたよ。ファンもナイスな人ばかりで、食事もおいしかったね」

──食べ物は何がお気に入りでしたか。

「ラーメンとか肉料理だね。ちょっと辛いものが好きなんだ」

そしてまずは気になる「スター・ウォーズ」のことを聞いてみた。

──新しい「スター・ウォーズ」の映画(『Star Wars: New Jedi Order』と呼ばれている)にデイジー・リドリーがレイ役でカムバックすることが決まりましたが、彼女はぜひあなたにも一緒に出てほしいと発言しましたね。

「彼女がそう言ったことは知っているよ。レイとフィンのコンビは僕も大好きだから、もちろん僕も出たいと思っているけど、この新エピソードは多分しばらく彼女一人が登場するんじゃないかな。僕が出るとしたらさらに先の話になるかもしれない」

と明かしてくれた。まだデイジー以外は出演者が決まっていないので、続報を待ちたい。

画像: デイジー(リドリー)が新たな「スター・ウォーズ」で僕と一緒に出たいと言ってくれたことは知っているよ

──その前にまずエイリアンと少年たちが戦う『アタック・ザ・ブロック』の続編にも出演するんですよね。これはあなたにとって出世作になりましたが、今度はどんなことになりそうですか。

「すごくバイオレントになるよ(笑)。1作目もそうだったけど、人間側のヒーローもいろいろ出てくるし、それ以上にエイリアンもたくさん登場する。僕はまたモーゼスの役を演じるけど、舞台は前作のロンドンから15年も経っているので、だいぶ状況が変わっているんだ。前作で生き残ったキャラはみんなカムバックするよ。でも彼らは前とは変わった世界で新たな戦いを繰り広げることになるんだ。2025年の内に撮影開始するけど、待ちきれないんだ」

──『アタック・ザ・ブロック』1作目のようなローバジェットでも素晴らしい作品や「スター・ウォーズ」シリーズのような超ビッグ・バジェットの作品まで、様々な作品に出ていますが、こうした違う種類の作品についてどう感じていますか。また今後出演予定作が決まっているものを教えてもらえますか。

「僕自身はバジェットよりも、いい監督が作るものだったり、ストーリーや脚本がいいものに出たいと思うね。これからの予定作では、伝説のシンガー、オーティス・レディングを演じるんだ(『Otis & Zelma』というタイトル)。ダニエル・デッドワイラーと共演するんだよ。『アタック…』の後に撮影すると思うけど、リハーサルは『アタック…』を撮影中に行うはず。俳優組合のストライキがあったから、これからがとても忙しいんだよ(笑)」

自分でも楽しみだという新作が続くボイエガに、残念ながら今回コミコンに来れなかったファンへのメッセージをお願いすると、

「もしまた東京に呼んでもらえるなら、きっと戻ってくるので、ぜひその時は会いましょう!」と笑顔で約束してくれた。

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