実⼒派キャストが出演し、プロデューサーをシ ョーン・ペンが務めた注⽬作の特別映像「舞台裏編」が到着!
歴史的悲劇を新たな視点で描く意欲作『セプテンバー5』の舞台裏
主⼈公を演じたジョン・マガロが「(1972年)9⽉5⽇(セプテンバー5)にニュースの歴史が変わった」と語る本作は、1972年のミュンヘンオリンピック開催中、パレスチナ武装組織「⿊い九⽉」に襲撃されたイスラエル選⼿団11⼈が犠牲になったテロ事件を題材に、緻密な脚本と重厚な映像で圧倒的な緊迫感を描き出した社会派映画。(このイスラエル選⼿団⼈質事件は、選⼿団11⼈の他に、警察官1⼈と犯⼈5⼈の合計17⼈が死亡する⼤惨事となった)
SNSやスマートフォンの普及で、誰もが情報を発信できるようになり、フェイクニュースの拡散やプライバシーの侵害、ネット上での誹謗中傷など、デジタル時代の問題が次々浮上し、メディアが発信する情報やメディアの信頼性が揺らぎ、ひいてはメディアの在り⽅や責任にまで、かつてなく注⽬が集まる現代。史上初めてテロ事件が世界中に⽣中継され、メディア報道そのものを⼀変させ、今⽇におけるライブニュースとテロリズムの相互作⽤に今なお影響を与え続けている半世紀前の⼤事件を通して、報道の影響⼒とその裏側を問う本作は、報道の在り⽅を鋭く描き、現代を⽣きる私たちが「何を信じ、どう選択していくべきか」、メディアに対する向き合い⽅を深く問いかける。
プロデューサー、ショーン・ペンの⾃信作︕「脚本を読んですぐにやると決めた」
「脚本を読んですぐにやると決めた」と脚本に惚れ込んだショーン・ペン。ピーター・サースガードもまた「⾒事な脚本で、物語 の伝え⽅を熟考してある」と、ティム・フェールバウム監督⾃⾝が執筆した緻密な脚本を絶賛。
ジョン・マガロは「このテロ事件を報道したのが(テレビのニュース報道局ではなく)スポーツ中継班だとは知らなかった」と振り返る。本作は、オリンピック中継のために現地⼊りしていたニュース番組とは無縁のスポーツ番組の中継クルーたちが偶然出くわ した事実を描いている。
プロデューサーのジョン・イラ・パーマーは、他にもこの事件をテーマにした映画はあるが、本作は「⼀線を画している」と⾃負 。
監督とともに脚本を書き上げたモリツ・バインダーは「1972年の事件を新しい視点で届ける。現代に⽣きる⼈にこそ⾒てほしい」と熱く語り、本作ではプロデューサーに徹したショーン・ペンも「最⾼の美術チームが作り上げたセットが、俳優の魅⼒を引 き上げると証明した」とセットデザインにも⾃信を⾒せる。
1972年当時の中継スタジオを徹底的に再現するため、制作チームは個⼈収集家や博物館、放送局の倉庫に⾄るまで調査。監督やキャストたちも、セットの隅々に置かれた実際に動く1972年当時の機材に「(本作が描く1972年当時の)世界に⼊り込める」と⼝を揃える。CG合成のブルーバックの前で演技するのではなく、セットにある実物に触れて体感でき、 半世紀もの時間を⾃然にタイムスリップできる撮影現場に感動しきり。
本作の⼤部分がこの事件が起きたミュンヘンで撮影された。今回撮影された映像と1972年当時の映像を組み合わせて、ひとつのシーンに仕⽴て上げる斬新な映像を⽣み出したのは、監督も信頼する編集のハンスヨルク・ヴァイスブリッヒだ。「観客が物語に没頭できるようにテンポの速い作品にしたかった」と、本編を96分に凝縮し圧倒的なスピード感で観客をエンディングまで誘う編集の意図を明かした。
「全員のエネルギーが⽣み出した⾄極の作品だ」と、ショーン・ペンも本作の完成度に⾃信を⾒せる。
『セプテンバー5』
2月14日(金)公開
<STORY>
1972年9⽉5⽇ミュンヘンオリンピックでの、パレスチナ武装組織「⿊い九⽉」による、イスラエ
ル選⼿団の⼈質事件。事件発⽣から終結まで、その緊迫に溢れた⼀部始終は、当時技術⾰新がめざましい衛星中継を経て全世界に⽣中継された。
しかし、全世界が固唾を飲んでテレビにくぎ付けとなったその歴史的な⽣中継を担ったのは、なん
とニュース番組とは無縁のスポーツ番組の放送クルーたちだった。
監督・脚本︓ティム・フェールバウム
出演︓ジョン・マガロ、ピーター・サースガード、レオニー・ベネシュ、ほか
配給︓東和ピクチャーズ
©2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.